アメリカの残照 ものまね鳥は死んだか?

アメリカの残照 ものまね鳥は死んだか?

出版社: 水曜社
著者: 宮脇 俊文
  • 大統領選のバトルグラウンド(戦場)はトランプの圧勝。
    アメリカは過去の栄光を選択した。
    イノセントでは殺される……
    その予感はすでに400年前、アメリカ自身が、奴隷制を始めたときに孕んでいた。
    『アラバマ物語』の黒人被告トムは撃ち殺される。Black LivesMatterは現代アメリカを象徴している。貧しい移民の子、上流階級に成り上がろうとしたギャツビーも殺された。なぜ?
    20世紀アメリカ文学に分断の “くさび” を感じとった著者が、漂流する強大な連邦国家の分断の本質を書き下ろした。
  • 序章 二つの国アメリカ
    1章 ドナルド・トランプを支持する人々
    2章 日常に潜む影 ―『アラバマ物語』 
    3章 変われない人々 ―『本町通り』から『わが町』へ
    4章 誰がギャツビーを殺したのか?
    5章 イノセンスは殺される ―『ティファニーで朝食を』 
    6章 漂流する物語 ―『ティファニーで朝食を』から『オン・ザ・ロード』へ
    7章 搾取する側とされる側 ―『怒りの葡萄』から『ノマド』へ
    8章 ノーマン・ロックウェルのアメリカ ―『私たちすべての問題』
    終章 アメリカの正義の行方

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