『変身』とケアの現場

『変身』とケアの現場

出版社: 松籟社
著者: 田中 壮泰、西 成彦、川島 隆
  • フランツ・カフカの小説『変身』を、ケア・介護の視点から、ケアの現場で起きている問題と結びつけながら読む研究書。
  • フランツ・カフカの小説『変身』を、ケア・介護の視点から、ケアの現場で起きているアクチュアルな問題と結びつけながら読む研究書。
  • 『変身』をケア・介護の視点から読む――
     それまで家計を支えていた男がある朝突然〈変身〉し、仕事に行けなくなるばかりか、身の回りの世話が必要になる。稼ぎ手を失った家族の生活は一変する……
     フランツ・カフカ『変身』をこのように要約したとき、ケアや介護の視点からの読みがごく自然に誘発されるだろう。
     家庭や病院、介護施設など、ケアの現場で起きているアクチュアルな問題と結びつけたとき、『変身』はどのように読むことができるのか。
  • 私たちは皆、グレゴールである(田中壮泰)
    カフカ、『変身』に見られる家族の自立(川口有美子)
    〈ケアの倫理の視点から〉
    カフカの日記と〈ケアの倫理〉(小川公代)
    『変身』におけるフォビアの苦しみ(小西真理子)
    〈介護、支援、看護〉
    『変身』における「みる」ことの多義性(中井杏奈)
    グレーゴルの生の営みを支える介護体制の可能性について(姫野友紀子)
    ザムザ家の物語にみる二人の支援者(柳田千尋)
    もうひとつの『変身』、〈こうのとり〉と〈青い鳥〉の物語(田中多賀子)
    〈負うもの、負われるもの〉
    重荷を負った者と重荷と成った者(美馬達哉)
    それぞれの害虫、それぞれの家族の物語(青木秀光)
    ケアされる戦略としての「子ども」(髙橋花子)
    〈変身の諸様態〉
    『変身』の言葉は何を表しているのか(今井友哉)
    資本主義体制下における存在の異形さ(中井良平)
    制御できない体液(川端美季)
    肥満表象における変身とセルフケア(宮内沙也佳)
    〈カフカの位置〉
    カフカと新しい生き方の実践(西成彦)
    《ケアする男性》の系譜(川島隆)

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