
高塔幻視
出版社: 弦書房
- 「場」の持つ密度から出発し、忘却された時空に愛惜すべきものを照射する五つの物語
- 「場」の持つ密度から出発し、忘却された時空に愛惜すべきものを照射する五つの物語
- 風景を喚起、記憶を生動させる「陸標(ランドマーク)小説」集‼——去り行く世紀を幻視させる旧海軍無線塔、断頭台に似て輝かしくも血なまぐさい北京天安門、元素的に耀(かがよ)う象徴の庭=エアーズロック、シアトルに現れた新世紀モノリス――「場」の持つ密度から出発し、忘却された時空に愛惜すべきものを照射する五つの物語。
《目次から》高塔幻視/虚ろの砦/兵馬俑少年の冬/ユララ/ゲージング――新世紀アメリカの風景 - 高塔幻視/虚ろの砦/兵馬俑少年の冬/ユララ/ゲージング――新世紀アメリカの風景