普通じゃない

普通じゃない

出版社: 彩図社
著者: 札幌のギャグ男
  • あれはたしか中1の夏。
    「あなたの知能は小学3年生で止まっている」
    と学校の先生に言われた。
    診断名は知的障害と、パニック障害。
    俺は立派な障がい者だった。
    友だちは離れていった。
    母さんは泣いていた。
    すべてを失った俺は、暴力で自分を着飾った。
    舐めたヤツは拳で黙らせて、しまいにはヤクザになった。
    周りから、もっと人がいなくなった。
    “お前は普通じゃない”
    ずっと、そう言われて育ってきた。
    これから始めるのは、そんな俺がラッパーとして歌うようになるまでの話だ。
    言葉が苦手な俺が、今は言葉を使って思いを伝える仕事をしている。
    俺が吐くのはいつも、飾りのない、むき出しの言葉だ。
    だからこそ、嘘はひとつもないって胸を張って言えるよ。
    人生に悩むすべての人に、この本を捧げたい。
    こんなヤツでも前を向けるんだって、少しでも勇気を出してほしい。
    不器用は不器用なりに、精一杯伝えようと思う。
    俺のだせえ想いを、みんな聴いてくれ。

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