
山口誓子俳句プロムナード
出版社: ふらんす堂
- ◆誓子俳句を未来へ
昭和20年代に若い俳人たちを鼓舞した山口誓子の俳句は何が新しかったのか。誓子が生きた時代を知らない人たちが増えている今、その作品を読み説く意味は大きい。誓子俳句を未来へ伝えていくために、本書が刊行されることを喜びたい。
(帯より・片山由美子)
◆あとがきより
二十年ほど前に俳句結社「狩」の若手支部会報に山口誓子の俳句鑑賞文を連載した。初学者もいる支部だったので、なるべく俳句作品の表現自体に踏み込みながら、その折々の季節に材を得た親しみやすい内容を心掛けた。また、これを読んでいただければ俳句の鑑賞法や作句する際のヒントも得られるように考えて執筆した。ただ正確を期すため、できるだけ誓子自身の言葉や自解を始めとする資料を援用しつつ書き進めた。
