
トーチライト Issue 2022: Local?
出版社: トーチ
- それでもつくって生きていく人のための、インタビュー/トークマガジン。「Local?」をテーマに、制作の可能性を紐解きます。
- それでもつくって生きていく人のための、インタビュー/トークマガジン。「Local?」をテーマに、それぞれのローカルでつくって生きていく活動を続ける方々の生の声から、制作と文化の可能性を紐解きます。
- 未来をつくり、声を届ける —— 自分たちの言葉で紡ぐローカルからの実践
「どこに住んでいても、つくってゆかいに暮らす」をテーマに活動を続けるウェブメディア"トーチライト"が待望の書籍化。クラウドファンディングCAMPFIREで257万円超の支援を獲得した本書は、地方と東京、オンラインとオフライン、継続と革新の境界を越えて活動する多彩なクリエイターたちの実践と思考を丁寧に紐解いていきます。
本書が問いかけるのは、単なる「地方創生」や「ていねいな暮らし」のハウツーではなく、現実と真摯に向き合いながら持続可能なものづくりを実践する姿勢と覚悟です。インディペンデントな活動を継続するための知恵と工夫、時に直面する苦悩と乗り越え方を、6つのインタビューと3つのトークセッションを通して立体的に描き出します。
DJ・プロデューサーのtofubeatsは「自信はなくても、本場じゃなくても、自分のためにつくり続ける」という姿勢を語り、UNTAPPED HOSTELの神輝哉は地元に根を下ろして得られた「つくって生きていく」手応えを共有します。タバブックスの宮川真紀は「『仕方がない』に逃げないものづくり」の重要性を説き、400年の歴史を持つ和ろうそくの職人・大西巧は伝統と革新の狭間での試行錯誤を、そしてeastern youthの吉野寿は「気に入らないなら、自分でやるしかない」というインディペンデント精神の神髄を伝えます。
さらに、「地方、東京、サイゼリヤ。移ろうインターネット"的なもの"」「勢いと協働、メディアとコミュニティ」「地域について、低体温で語り合う」の3つのトークセッションでは、創作者たちが本音で交わす対話から、ローカルとグローバル、個人と共同体、継続と変革の関係性について新たな視座を提示します。
本書は、SNSの情報過多やトレンドの中で見失いがちな「自分たちの言葉でつくる」意義を再確認させてくれるでしょう。地方での創作活動に悩む人、インディペンデントな表現を模索する人、持続可能なクリエイティブワークを追求する人に、具体的な実践例と哲学的な問いを同時に提供します。
単なる成功事例集ではなく、試行錯誤の過程そのものに価値を見出し、そこから未来を共創していくヒントを探る——それがこの一冊の核心です。創作の持続可能性、ローカルからのものづくり、インディペンデントな活動を「やめない」ための知恵が詰まった、現代の創り手たちに向けた必携の書です。
東京中心の文化や消費に疑問を持ち、自分の足元から新しい価値をつくり出そうとするすべての人に、この本は確かな指針と勇気を与えてくれるでしょう。それは、「どこにいても、つくってゆかいに暮らす」ための、具体的かつ実践的な航路図となるはずです。 - 6:PREFACE
LOCAL?
12:INTERVIEW_01___ tofubeats
自信はなくても、本場じゃなくても、自分のためにつくり続ける。何かいいことが起きるまで。
32:INTERVIEW_02___ 神輝哉 (UNTAPPED HOSTEL)
地元に根を下ろすことで得られた、「つくって生きていく」覚悟と手応え
50:TALK_01___ 東信伍・鉄塔・さのかずや
地方、東京、サイゼリヤ。移ろうインターネット”的なもの”
62:INTERVIEW_03___ 宮川真紀 (タバブックス)
言葉のその先を、信じているために。「仕方がない」に逃げないものづくり
80:INTERVIEW_04___ メーン会場 (冷凍都市でも死なない / 屋上)
「良い消費」より「小さな生産」を。できるだけ多くの「死なない」のために
98:TALK_02___ inkyo・wanu・さのかずや
勢いと協働、メディアとコミュニティ - 『クラブと生活』の実践
108:INTERVIEW_05___ 大西巧 (和ろうそく 大與)
手を動かせば、未来は変わる。受け継ぐ意志を守るもの
124:TALK_03___ tomad・瀬下翔太・さのかずや
地域について、低体温で語り合う
136:TEXT_01___ 高木晴香
地元が嫌いだった私が、好きになれないまま、この地の未来を考える。
140:INTERVIEW_06___ 吉野寿 (eastern youth)
気に入らないなら、自分でやるしかない。心を殺さず生き抜くために