消えたい子どもたち

消えたい子どもたち

出版社: 地平社
著者: 樋田 敦子
  • 「なぜ、生きていかなければいけないのか」――希死念慮を抱えた子どもが増えつづける背景を、当事者の声で結ぶルポルタージュ。
  • 「なぜ、生きていかなければいけないのか」――若者みずから、そう問わざるをえない社会。希死念慮を抱えた子どもが増えつづける、その背景を、当事者の声から結んでゆくルポルタージュ。
  • 手放したかったのは、自分を傷つける日常
    瀕死のかれらを「生き抜けさせた」もの
    「なぜ、生きていかなければいけないのか」――若者みずから、そう問わざるをえない社会。希死念慮を抱えた子どもが増えつづける、その背景を、当事者の声から結んでゆくルポルタージュ。
    コロナ禍以降、おとなの自殺率は低下しているのに、未成年の子どもたちの自殺率は過去最高を更新しつづけています。10代の死因のトップが自殺となっている国は、G7諸国でも日本のみ。
    その背景にあるものを探るとき、かそけき声を拾い集めることには、多くの困難が伴います。
    本書の登場人物たちは、「消えたい」日常をなんとかサバイブし、いまという時間の糸をつかんでいる人たちが中心。そこから、子どもたちの生きづらさの原因を少しでも描き出せないか――。
    ==========
    「昔では考えられなかった未来を生きています」
    子ども、若者と呼ばれる年齢は過ぎたけれど、サバイブして生きている人たちの声を、いま「消えたい」と感じている人たちに届けたい。そのため、人物に寄ったルポルタージュを心がけた。
    この本が、子どもを含めた誰かの、生き延びるための選択肢を、ひとつでも増やすことができたらと願う。
    (「まえがき」より)
  • まえがき
    序章 どうしたら生きていけるのか教えてください
     希死念慮を持つ子どもたち
     17年間消えない自殺願望
    第1章 家族に翻弄されてきた
     虐待で自殺を選択せざるを得なかった
     30年間ヤングケアラーをしてきた
     「予期せぬ妊娠」の陰で
     自死した親を持つ子ども
    第2章 理解してもらえない生き方
     彼女と手をつなぐことさえも
     字が読めなくても、できる
     食べることが恐怖になるとき
     ニコイチの孤独
     薬が止められない
     死にたいと、なんでも試した思春期
     薬物を使っている自分を受け入れられない
    第3章 入管が夢をあきらめさせた
     サッカーの選手になりたい
     非正規滞在だから大学に通えない
     配偶者は日本人なのに
    第4章 学校という空間で
     「死にたい」と言う小学生
     指導死
    終章 見えてきた希望
     こども家庭庁の対策
     16回以上の入院歴
    あとがき

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