
〈子どもの社会参画〉を問う環境教育/ESD
出版社: 人言洞
- 小学校教員として多くのESD実践を重ね研究者となった筆者が、「環境教育/ESDは学校での授業に限定して議論するのではなく,地域における子どもと大人の共同的な学びの問題,そして地域づくりの問題としてとらえ直すべきではないか」と立論する。
持続可能な社会を創る環境教育/ESD とは,地域・社会活動への参画を通じて政策提言がなし得る市民の育成を使命とするものという考えから,学校における環境教育/ESDを〈子どもの社会参画〉という観点から再検討する。 - 第1部 環境教育実践からESD実践へ
第1章 つながり,広がる,サケの学習 ―低学年の教育課程を創る―
第2章 学校ビオトープを基軸とした教育課程づくり
第3章 「つながり意識」を育成する『世界の12歳は,今』の授業
第2部 3.11経験による教育実践の問い直し
第4章 道徳『健一の悩み』の授業を創る
第5章 東日本大震災・水俣病の経験から子どもたちは何を学べたか? ―総合的学習『東北の12歳は,今』『夢は奪われたのか』の実践―
第3部 「小さな共同体」が創るESD実践の研究
第6章 霞ヶ浦流域地域における学校を拠点としたESD実践の考察 ―茨城県牛久市立神谷小学校の授業事例の分析―
第7章 学校での自然体験学習におけるカリキュラム編成の考察 ―北海道厚岸郡浜中町における自然体験学習事業の事例分析―
第8章 「 小さな学校」における拡張的学校づくりの可能性 ―長野県飯田市立上村小学校のESD実践―
第9章 「地域の持続可能性」を主題とした学校と地域の協働的ESDの可能性 ―長野県飯田市「遠山郷ESD推進プロジェクト」の事例―
第4部 持続可能な地域を創るがっこうESDの理論研究
第10章 ESDに向けた環境教育における「参加型学習」概念の検討
第11章 学校ESD実践における「能力育成論」の考察
第12章 学校教育における“ESD for 2030”の展開と課題
