
〈永続する政治体〉と革命
出版社: 吉田書店
- はじめに アーレント研究における革命論に対する関心
第一部 革命論が取り組んでいる課題について
第一章 「始まり」の政治理論家、ハンナ・アーレント
アーレントの二つの「始まり」/「裂け目」としての「始まり」/持続という課題/革命論と持続
第二章 アメリカ革命の「失敗」と『革命について』の課題
第一節 アメリカ革命の「失敗」とは何か
第二節 革命論が問い直す法─制度の問題
憲法論のアポリア/評議会と持続性
第三節 革命論の端緒としての思考の問題
思考の問題/革命論の端緒/政治と哲学
第二部 政治体を持続させる仕組みについて
第三章 「制作」の活動と芸術作品が示す世界性
第一節 不死と永遠
第二節 制作と世界性─法
第三節 制作と世界性─芸術作品
第四節 制作の評価
第四章 アメリカ革命における実践
第一節 『革命について』における意見の問題
第二節 アメリカ革命における世界性維持の失敗
第五章 アーレント政治理論における「不死」の問題と「思考」の活動
第一節 政治的領域における「不死」という課題
第二節 「伝統の終焉」と革命論の思考
政治的なものにふさわしい思考とは何かⅠ(イデオロギー批判)/政治的なものにふさわしい思考とは何かⅡ(「科学」批判)/政治的なものにふさわしい思考とは何かⅢ(アフォリズム)/出来事の事実性と思考
おわりに アーレント革命論がもちうる展望─政治的課題としての持続性