
顕現しないものの現象学
出版社: ぷねうま舎
- 世界の中に現れないもの、名づけえないもの……
その消息をめぐって、フランス現代哲学から伝統的ユダヤ思想における
解釈の冒険まで、洋の東西にわたり、思考の深浅をくぐって、
精細かつダイナミックに追跡する、
「生命と言葉と想像力の現象学」の挑戦 - 序 論 事象そのもの 第三章 間(あいだ)と想像界
第一章 生命と未来 1 「顕現しないもの」の問いの反復
1 過去の現象学 2 コルバンと現象学
2 未来の現象学 3 スフラワルディーとイマジナルの現象学
3 受肉と真理 終 章 生命と否定
4 受肉からマンダラへ 1 現象学の限界現象─「生き生きとした現在」
第二章 倫理と生命 2 生命の二重の自己否定」フィヒテの像理論
1 カバラー─生命と文字の論理 3 「顕現しないものの現象学」
2 レヴィナスの現象学 付 論 動きのなかに入り、共に動くこと