動物と民俗 鵜飼と養蜂の世界

動物と民俗 鵜飼と養蜂の世界

出版社: 七月社
著者: 宅野 幸徳、篠原 徹
  • 動物の生態や習性を巧みに利用しながら、人間がその分け前を受け取る養蜂や鵜飼。野性を活かすその高度な民俗技術を、長年のフィールドワークから明らかにし、「支配─被支配」関係ではない、人間と自然の共生の可能性を探る。
  • 共生と共存の民俗誌
    記紀や万葉の時代から日本列島で行われ、動物の生態や習性を巧みに利用しながら、人間がその分け前を受け取る養蜂(ニホンミツバチ)と鵜飼(ウミウ・カワウ)。
    野性を活かすその高度な民俗技術を長年のフィールドワークから明らかにし、「支配─被支配」関係ではない、人間と自然の共生の可能性を探る。
  • 宅野幸徳著『動物と民俗─鵜飼と養蜂の世界─』の刊行にあたって 篠原 徹
    第一章 魚類の分布と漁具・漁法の関係 江の川全水域の事例的研究
    第二章 西中国山地における伝統的養蜂
    第三章 対馬の伝統的養蜂
    第四章 紀伊山地地方の伝統的養蜂
    第五章 高津川の放し鵜飼
    第六章 三次鵜飼伝 鵜匠上岡義則翁からの聞き書き
    第七章 有田川の徒歩鵜飼 鵜小屋と鵜飼道具に視点をおいて
    第八章 鵜川と鵜飼 高津川の鵜飼再考 宅野幸徳・篠原 徹・卯田宗平
    補論 長戸路の焼畑村 照葉樹林文化論再考 篠原 徹
    やや長いあとがき 篠原 徹
    初出一覧
    著者略歴

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