「平和都市」ヒロシマのまがりかど

「平和都市」ヒロシマのまがりかど

出版社: 西日本出版社
著者: 宮崎 園子、田村 和之、金子 哲夫、本田 博利、向井 均、橋本 和正、渡部 久仁子、湯浅 正恵
  • 2021年に成立した広島市平和推進基本条例を、8人の市民が専門領域に寄せて論考。
  • 2021年に成立した広島市平和推進基本条例を、8人の市民執筆者がそれぞれの専門領域に寄せて論考。
  • 2021年6月、広島市議会初の政策条例として成立した、広島市平和推進基本条例。
    本書は条例の成立過程を見守り、条例の文言をつぶさに検討、問題提起をしてきた8人の市民による論考です。
    研究者、元市職員。元国会議員、市民活動家、記者など職業も世代も様々な執筆者たちが、広島はこの先も「平和都市」であり続けるのかという問題意識を共有しながら、それぞれの専門領域に寄せた論考を展開します。
    また、平和行政に尽力した元広島市長・平岡敬氏の寄稿を冒頭に掲載しています。
    広島市平和推進基本条例についての本でありながら、広島のこれまでの「平和行政」を振り返り、これからを模索する市民のための政治の書でもあります。
  • まえがき
    発刊に寄せて
    「広島市の平和行政は前進するのか」         平岡 敬
    <本文編>
    第1章 広島のアイデンティティ・クライシス     宮崎 園子
    第2章 「平和都市」ヒロシマの自己否定      田村 和之
    第3章 【覚書】広島市平和推進基本条例の制定過程  田村 和之
    第4章 市政と憲法                 金子 哲夫    
    第5章 広島で「平和」の条例をつくること      本田 博利
    第6章 「黒い雨」はどのように扱われたか      向井 均
    第7章 戦争の実相                 橋本 和正
    第8章 「このままではいや。-はじめてのロビー活動記-」 渡部 久仁子
    第9章 広島市平和推進基本条例と「ヒロシマの心」    湯浅 正恵
    あとがき
    <資料編>
    1 2021年6月29日に公布された広島市平和推進基本条例(2021年条例第50号)
    2 条例案の変遷
    3 広島市議会本会議における「提案趣旨説明」
    4 広島市条例にみる「平和」の定義
    5 広島市議会採決の「決議」「意見書」及び「請願」
    6 広島弁護士会長声明
    7 広島市議会に寄せられた市民・市民団体の意見(一部)
    8 広島平和記念都市建設法(1949年8月6日 法律第219号)

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