普勸坐禪儀提唱
出版社: 唯学書房
- 曹洞宗の開祖・道元の『普勸坐禪儀』を現代に訳し解説を付した禅の実践書。今を生きる私たちに心のあり方や生きる姿勢を説く。
- 『普勸坐禪儀』は曹洞宗の開祖・道元禅師が著した書物で、坐禅の精神と方法を説き、その実践を勧める内容となっている。本書は『普勸坐禪儀』を現代語に訳し、今を生きる私たちの心に届くように解説を付した禅の実践書である。
- 「坐禅のすべてがここにある。」
『普勸坐禪儀』とは、鎌倉時代の禅僧であり、曹洞宗の開祖・道元禅師が著した「開教伝道の宣言書」ともいうべき書物。坐禅の精神と方法を説き、その実践を勧める内容となっています。本書は、曹洞宗鶴壽山松門寺の住職である立花知彦老師が、道元禅師の『普勸坐禪儀』を現代語に翻訳すると同時に、今を生きる私たちの心に届くように解説を付したものです。
コロナ・パンデミックや原発事故など、社会的不安のなかに生きる私たちに、心のあり方や生きる姿勢を説く禅の実践書。 - 提唱一 宗乘自在 何ぞ功夫を費さん
提唱二 豈修行の脚頭を用うる者ならんや
提唱三 悟ったところは坐禅ではない
提唱四 退歩を學す
提唱五 作佛を圖る
提唱六 坐禅のやり方
提唱七 坐禅は手段ではない
提唱八 安楽の坐禅
提唱九 超凡越聖
提唱十 桶底を脱する
提唱十一 「祗管に參禪辨道すべし」とは
提唱十二 下山の路は上山の路
提唱十三 參學の高流
提唱十四 何でもない自分自身