
虹の身体
出版社: ビイング・ネット・プレス
- 肉体を光に変えて消えていく「虹の身体」を得るチベットの行者たちの伝記。
「虹の身体」の背景にある「光の存在論」… - 肉体を純粋な光に変えて消えていく「虹の身体」の覚りを得る修行者、19世紀から21世紀に出現したチベット密教の行者たちの伝記。
「虹の身体」の背景にあるゾクチェンの「光の存在論」を考える。 - 19世紀から21世紀に出現したチベットの行者たちの伝記。肉体を純粋な光に変え、消えていく「虹の身体」の覚りを得る究極の修行。「虹の身体」の背景にあるゾクチェンの「光の存在論」と、チベットに伝承されるほかの密教の伝統との関係、さらに現代の物理学──量子論および超弦理論──との対話をテーマにしている。
- 第一章 「虹の身体」一九九八年──ケンポ・アチュー
第二章 狩人から「虹の身体」へ──イルン・ソナム・ナムギェル
第三章 青空に消える──メワ・ケンポ・ツェワン・リグズィン
第四章 狂気から覚りへ──トクデン・ウギェン・テンズィン
第五章 隠れたヨーギ──四つの口碑
第六章 魔を教化する蓮華──ニャラ・ペマ・ドゥドゥル
第七章 ブータンの黄色いラマ──ラマ・セルポ
第八章 収容所から「虹の身体」へ──カンサル・テンペ・ワンチュク・リンポチェ
第九章 光の錬金術──ゾクチェン・ニンティクの光の存在論
第十章 「虹の身体」・「光の身体」・「女神の浄土」