ロシア国家の歴史 第一分冊

ロシア国家の歴史 第一分冊

出版社: 松籟社
著者: ニコライ・カラムジン、中沢 敦夫
  • ロシア人の国民意識を形成した記念碑的歴史書『ロシア国家の歴史』の日本語訳。本書第一分冊では原書全12巻のうち1~3巻を訳出。
  • ロシア人の国民意識を形成し、現在にいたる国家意識の源泉となった記念碑的歴史書『ロシア国家の歴史』(ニコライ・カラムジン著)の日本語訳。本書第一分冊では原書全12巻のうち1~3巻を収める。
  •  ニコライ・カラムジン著『ロシア国家の歴史』とは、19世紀のロシア人に、自分たちの国家もヨーロッパ諸国と同様に古い歴史を持っていることを知らしめ、自信を与えた記念碑的著作であり、悲劇と苦闘のロシア国家形成の物語にして、ロシア史のエピソードを網羅した百科事典であり、ロシア人の国民意識を200年にわたり形成し、現在にいたるロシアの国家意識の源泉となった古典的歴史書であり、「なぜロシアは〈大国〉で〈専制国家〉としてしか存在できないのか?」という古くて新しい歴史課題を追究した重要な思想書である。
     ロシア人の国民意識を形成し、現在にいたる国家意識の源泉となったこの記念碑的歴史書全12巻を、4分冊で翻訳出版(2026年4月~10月に隔月での刊行)。多数の図版、地図と行き届いた注釈、また第一分冊には諸君主の系図も収め、読者の理解を助けるとともに史料性にも配慮した。第一級のロシア史教養書が、カラムジン没後200年を経てここに復活する。
  • はじめに(編訳者序言)
    第一巻
    皇帝アレクサンドル一世への献辞
    『ロシア国家の歴史』序文
    17世紀までのロシア史の史料について
    第一章 ロシアの地に古くから居住していた諸民族について。スラブ人全般について
    第二章 ロシア国家を構成するスラブ民族およびその他の民族について
    第三章 古い時代のスラブ人の外見的特徴およびその風習の特徴について
    第四章 リューリク、シネウス、トルーヴォルの三兄弟の治世(862年~879年)
    第五章 統治者オレーグの治世(879年~912年)
    第六章 イーゴリ公の治世(912年~945年)
    第七章 スヴャトスラフ公の治世(945年~972年)
    第八章 ヤロポルク大公の治世(972年~980年)
    第九章 ウラジーミル大公(洗礼名ヴァシーリイ)の治世(980年~1014年)
    第十章 古いロシアの状況について
    第二巻 1015年~1169年
    第一章 スヴャトポルク大公〔邪悪公〕の治世(1015年~1019年)
    第二章 ヤロスラフ大公(洗礼名ユーリイ)〔賢公〕の治世(1019年~1054年)
    第三章 『ルーシ法典』もしくは「ヤロスラフの規定」
    第四章 イジャスラフ大公、洗礼名ドミートリイ(1054年~1077年)〔イジャスラフ一世〕
    第五章 フセヴォロド・ヤロスラヴィチ大公の治世(1078年~1093年)
    第六章 スヴャトポルク大公(洗礼名ミハイル)の治世(1093年~1112年)
    第七章 ウラジーミル・モノマフ大公(洗礼名ヴァシーリイ)の治世(1113年~1125年)
    第八章 ムスチスラフ大公の治世(1125年~1132年)
    第九章 ヤロポルク大公の治世(1132年~1139年)
    第十章 フセヴォロド・オリゴヴィチ大公の治世(1139年~1146年)
    第十一章 イーゴリ・オリゴヴィチ大公の治世(1146年)
    第十二章 イジャスラフ・ムスチスラヴィチ大公〔イジャスラフ二世〕の治世(1146年~1154年)
    第十三章 ロスチスラフ・ムスチスラヴィチ大公(洗礼名ミハイル)の治世(1154年~1155年)
    第十四章 ユーリイ・ウラジーミロヴィチ大公〔手長公〕の治世(1155年~1157年)
    第十五章 キエフ大公イジャスラフ・ダヴィドヴィチとスーズダリ公アンドレイ愛神公の治世(1157年~1159年)
    第十六章 ロスチスラフ・ムスチスラヴィチ大公(洗礼名ミハイル)の治世(復位)、アンドレイ愛神公のスーズダリ=ヴラジミルにおける治世(1159年~1167年)
    第十七章 ムスチスラフ・イジャスラヴィチ大公のキエフにおける治世とアンドレイ愛神公のスーズダリ・ヴラジミルにおける治世(1167年~1169年)
    第三巻 1169年~1238年
    第一章 大公アンドレイ・ユーリエヴィチ〔愛神公〕の治世(1169年~1174年)
    第二章 大公ミハイル・ユーリエヴィチ(ミハイル二世)の治世(1174年~1176年)
    第三章 大公フセヴォロド三世・ユーリエヴィチ〔大巣公〕の治世(1176年~1212年)
    第四章 ヴラジミルの公ユーリイとロストフの公コンスタンチンの兄弟公対立の時代(1212年~1216年)
    第五章 ヴラジミルとスーズダリの大公コンスタンチン・フセヴォロドヴィチの治世(1216年~1219年)
    第六章 大公ユーリイ二世・フセヴォロドヴィチの統治(1219年~1224年)
    第七章 十一世紀から十三世紀初めにいたるロシアの情況について
    第八章 大公ユーリイ・フセヴォロドヴィチの治世(1224年~1238年)
    付録
    諸君主系図
    主要な諸公・主教の在位一覧表
    編訳者解説:『ロシア国家の歴史』はどのように書かれ、どのように読まれたのか

人気の社会/思想/経済書籍

クレジット表示/商標について
サイトについて