
近代日中女性による「非体制」の模索
出版社: 春風社
- 1920~40年代において日中関係の悪化から距離を取り、改善の道を探ろうとした女性たちの動きを「非体制」の模索と位置づけ、その意義と限界を論証。月曜クラブと一土会という集まりを中心に、困難な社会情勢のなかで、女性運動や国際関係・政治について、日中の女性たちが積極的に話し合い、交流を重ねてきた道を辿る。
- はじめに〔須藤瑞代〕
第一部 論文編
第1章 竹中繁と月曜クラブ・一土会―「非体制」の模索の意義と限界〔須藤瑞代〕
[コラム1] 月曜クラブ・一土会の行楽―「非体制」の一側面〔清水賢一郎〕
第2章 高良とみの「戦争協力」―アジアとの連携を模索して〔藤井敦子〕
第3章 女性キリスト教者たちの平和運動の模索と戦争―久布白落実の思想と活動の考察〔石川照子〕
第4章 月曜クラブと東京朝日新聞中国専門記者―大西斎、太田宇之助を中心に〔島田大輔〕
[コラム2] 女子教育の振興と発展―月曜クラブ・一土会の背景として〔清水賢一郎〕
第5章 中国人教育に生涯を捧げた服部升子〔杉本史子〕
第6章 竹中繁と市川房枝〔須藤瑞代〕
第7章 中国側からみた日中間女性同士の「親善」と「提携」〔姚毅〕
[コラム3] 一土会と婦人平和協会〔清水賢一郎〕
第二部 資料編
月曜クラブノート
[コラム4] 月曜クラブ・一土会の会場に使われた料理店〔清水賢一郎〕
一土会ノート
人物紹介 月曜クラブ・一土会で活躍した人々〔山﨑眞紀子〕
おわりに〔須藤瑞代〕
あとがき
参考文献一覧
索引
