
子どもの声を聴く教師たち
出版社: 春風社
- 声を聴くことの難しさ、複雑さ、多様さ――
教室において生徒と教師の間で日々実践される、声を聴くこと、声を聴こうとしても聴けないこと、声を聴くことに気づくこと、といった試みの諸相や内実を、多様な実践記録とともにクリティカル・ペダゴジーや多文化教育の論点から考究。子どもの知的な自由に開かれた実践を促し、学校教育や社会のあり方を問い直すための契機を描く。 - まえがき
序章 子どもの声を聴くペタゴジーをめぐる課題
第I部
第1章 教育学における「生徒の声」研究の射程――「生徒の声」を聴くペダゴジー研究の再評価
第2章 ジェイコブ・ニューマンのクリティカル・ペダゴジー論――ヘンリー・ジルーとの比較を通して
第3章 ペダゴジー実践における「生徒の声」の可能性と課題――ヘンリー・ジルーと多文化教育を手がかりに
第II部
第4章 クリティカル・ペダゴジーにおいて教師が子どもの「声」を聴くということ――メアリー・コーウィーの実践記録の検討を通して
第5章 ペダゴジーにおける「生徒の声」を聴くことの困難――グレゴリー・ミッチーの多文化教育の実践記録および研究を手がかりに
第6章 学びとアイデンティティを接合する変革的教育実践――「アイデンティティの資金 (Funds of Identity)」 アプローチの可能性
終章 「声」とペタゴジーを再考する
あとがき
引用・参照文献
初出一覧
索引
