
ユーモアを愉しむ
出版社: 論創社
- 笑いの境地は天からの贈り物。心にゆとりが持てれば年老いても笑いにより辛さを和らげられる――日本人にとっての「笑い」を考察。
- 笑いの境地は、まさに天からの贈り物。心にゆとりが持てれば、人は年老いてもなお、笑うことによって辛さを和らげることができるのではないか――日本の笑いを育てた寄席と落語、ユーモアやジョーク、エスプリについて、笑いの中のセンシビリティなど、両親の思い出や個人的な体験を交えつつ、日本人にとって「笑い」とはなにかを考察したエッセイ。
- 序 章 「笑う門には福来る」
第一章 お笑いの世界と「ミスター・ビーン」
第二章 日本の「笑い」を育てた寄席と落語
第三章 狂歌・川柳に見る戯れ歌の「笑い」――文字の世界
第四章 「笑い」は文字から画像、そして漫画へ――父への思いを辿りながら
第五章 「笑い」は画像から音へ、感性に響くユーモアの仕掛け
第六章 「笑い」の中のセンシビリティ⑴――ユーモアの落し穴
第七章 「笑い」の中のセンシビリティ⑵――あなたはどんなことに笑うか
第八章 ユーモアは国境を越えて
第九章 雑記――家族で笑う、母との対話、老いても笑えるか
おわりに