フランス史Ⅹ アンリ四世
出版社: 論創社
- 宗教戦争によって同胞が相食み合った歴史に終止符を打ち、ブルボン朝フランスを「文明の大国」へと導く幕を開いたアンリ四世。
- 流血の歴史を転じ「人道主義」の道へ! 宗教戦争によって同胞が相食み合った歴史に終止符を打ち、ブルボン朝フランスを「文明の大国」へと導く幕を開いたアンリ四世の治世を扱う。「十六世紀史」編全四巻ここに完結。
- 第一章 聖バルテルミー事件の翌日
第二章 シャルル九世の死(一五七三~一五七四年)
第三章 聖バルテルミー事件以前の諸科学
第四章 死神の勝利
第五章 アンリ三世の帰国(一五七四~一五七六年)
第六章 旧教同盟の生い立ち(一五七六年)
第七章 旧教同盟、ブロワ三部会で挫折(一五七六~一五七七年)
第八章 ドン・フアンをめぐる失策(一五七七~一五七八年)
第九章 イル・ジェズ聖堂の建設とオラニエ公暗殺事件(一五七九~一五八二年)
第十章 エリザベスの動向(一五八三~一五八六年)
第十一章 メアリー・スチュアートの死(一五八四~一五八七年)
第十二章 アンリ三世、追い詰められる(一五八七年)
第十三章 『バリケードの日』(一五八八年五月)
第十四章 スペイン艦隊(一五八八年六~八月)
第十五章 スペイン艦隊遠征中のパリ(一五八八年五~八月)
第十六章 ブロワ三部会での旧教同盟(一五八八年八月~十二月)
第十七章 アンリ・ド・ギュイーズの死(一五八八年十二月)
第十八章 旧教同盟のテロリズム(一五八九年)
第十九章 ナヴァール王のパリ攻囲とアンリ三世の死(一五八九年)
第二十章 アルク戦とイヴリ戦の勝利(一五八九~一五九〇年)
第二十一章 パリ包囲(一五九〇~一五九二年)
第二十二章 ルーアンの攻囲(一五九一~一五九二年)
第二十三章 アンリ四世の改宗とモンテーニュ(一五九二~一五九三年)
第二十四章 アンリ四世のパリ入城(一五九四年三月)
第二十五章 ナント勅令(一五九五~一五九八年)
十六世紀史の結び
訳者あとがき
人名索引