小泉郁子教育論集 第三巻 女性は動く
出版社: 論創社
- 日本における女性の権利獲得運動の先駆者・小泉郁子。その精神の軌跡! 全五巻のうち第三巻は『女性は動く』ほかを掲載。
- 満州事変以降の軍国化の時代に、汎太平洋婦人会議(1934年、ハワイ)への参加、中国視察旅行(1935年)など、各国の女性運動家たちとの交流を通じ、女性の権利を国際的な視野から考察した小泉郁子。その行動と思索をたどる。好評シリーズ第三巻!
- Ⅰ 女性は動く
著者のことば
第一章 国際婦人運動の意義
第二章 今日の国際婦人運動
第三章 国際規約と婦人問題
第四章 主要国際婦人運動の現状(1)
第五章 主要国際婦人運動の現状(2)
第六章 主要国際婦人運動の現状(3)
第七章 主要国際婦人運動の現状(4)
第八章 世界を風靡する反動的傾向と対婦人政策
第九章 新政策と婦人運動
第十章 動く東洋婦人
第十一章 汎太平洋婦人会議
第十二章 日本に於ける婦人運動批判
第十三章 国際平和教育の促進に就いて
附 録 ハワイを語る
Ⅱ 論 説
〔汎太平洋婦人会議〕
女子教育の危機に善処―汎太平洋婦人会議の過去と今回の使命について
Major Problems in Women's Education in Japan
〔中国事情〕
支那の婦人界を語る
到る処青山あり―満支雑観(1)
女性支那観
表忠塔―満支雑観(6)
解題(太田哲男)
解説(榑松かほる)