
地域学者と歩くベトナム
出版社: めこん
- レジェンド・桜井と共に詳細な地図と多数の写真を手にベトナム全土を歩きながら、歴史・文化・経済を学ぶ、斬新なベトナム概説。
- レジェンド・桜井と共に詳細な地図と多数の写真を手にベトナム全土を歩きながら、ベトナムの歴史・文化・経済を学ぶ、斬新なベトナム概説。桜井由躬雄教授の遺作。
- はじめに 古田元夫
1章 海のベトナム
タイ湾の島々
フーコック島
コンダオ群島
クロファード
タイ湾の砂丘
ハティエン十景
華人の王国
タイ湾の死闘
ヴィンテ運河
タイ湾の砂丘
ラックザー――東南アジア世界の海へ
海から起こった王朝――ザーロン帝の冒険
マングローブの世界
ウーミンの森
熱帯の開拓前線
カマウの変貌
ベンチェ省――革命ここに始まる
ココナッツの国
ソイラップ河口――三河川の合流
新サイゴン
2章 メコンデルタ
川がわの長たる
センチメンタルジャーニー
サバンナ
運河の役割
地主たちと小作人
穀倉の復活
米に代わるもの
残丘のクメール
バーチュアスー
クメール人のベトナム
砂丘の上のクメール人
オケオ――扶南の国際交易港
チャビン省――カンボジアの飛び地?
ソクチャン省――もう一つのクメール文化の中心地
クメール・クロムとカンボジア
藺草の大湿地――北後背湿地ドンタップ大湿原
湿地の中のオアシス
チャウドック――国境の交易都市
アンザン省――メコン本流とバサック川を抱く
ホアハオ教
砂洲の島
藺草の平原
六〇年代の入植
抵抗の地
解放後の開拓
大湿地を歩く
メコンデルタの中の北部
デルタの一等地
サイゴン丘陵の西
ロンアン省――ホーチミン市に近い
カインハウ社調査
ミートー――「美少女」と呼ばれる街
フェリーから近代橋に
ヴィンロン――再び部流の中心に
カントー――米が作った町
カントーの農民たち
教会の小作人
カントーの工業化
3章 ホーチミン市
東洋の小パリ
カティナぶら
サイゴンの月
クメールの都、森の都
ランドマーク・サイゴン
税関から始まる
華人の街
サイグン
チョロン
ベトナムの華人たち
華人弾圧
サイゴン華人の始まり
チョロンの始まり
米
豪商クアック・ダム
ベトナム人のサイゴン
ザディン府
国際都市
フランス人のサイゴン
コーチシナ
サイゴン
コーチシナの「都」
サイゴンバンド
サイゴン港
ハムギ通り
統一鉄道
ベンタイン市場
グエンフエ通り
ホーチミン市人民委員会
ドンコイ通り
サイゴン丘陵
ピニョー・ドゥ・ベーヌ
キリスト教徒の虐殺
ノートルダム大聖堂
中央郵便局
レズアン通り、テト攻勢
独立宮殿
サイゴン大学
ホーチミン市歴史博物館
バソン
ホーチミンの憂鬱
サイゴン会報
難民
ドイモイの思考
ホーチミン・バブル
タントゥアン輸出加工区
統一のホーチミン
貧しき人々の群れ
4章 西の高原へ
ホーチミン市の北
東ヴァムコー川、タイニン省
カオダイ教
南ベトナム解放民族戦線
タイニンの今
ビンズオン省、トゥーザウモット
紅土とゴム
ビンズオン省の工業化
ドンナイとビエンホア市
ドンナイ文化
華人の街
カソリックの街
最後の防衛線
工業区
ストライキ
先住民の高原
西の高原五省――タイグエン
先住民
反開発
スティエン人
ムノン人
バーナー人
エデ人
ザライ人
ベト人のタイグエン
コーヒー王国
コーヒー経営
ゴム農園
タイー人移民
ラムドン省、山地入り
ダラット名建築巡り
ダクラク省、ブオンマトウト攻略
ザライ省、プレイク
コントゥム省――南ラ王の玄関
ホーチミン・ルートとホーチミン高速道路
5章 海道
南シナ海に沿って
海は死んだ
チャンパの海
南進
ブンタウ――海水浴の街
大油田
白砂の諸省
中部沿岸四省
砂丘観光
塩
砂丘の農業
チャム人と「チャム人の塔」
海道の先住民――感想台地の人々
チャンパ王国群
沈香王国
チャンパ遺跡群
原発銀座
カインホア省、カムライン(カムラン)湾
南シナ海波高し
ニャチャン――ハネムーンの地
フーイエン省――狭い海岸平野
海と山を結ぶもの
砂丘の北
ビンディン省
良港クイニョン
ヴィジャヤ――チャンパ王国の中心
登城遺跡
海の遺跡
タイソン、南北分裂
グエン氏の三兄弟
チャバン往生
クアンガイ、クアンナム
サーフィン文化――海を支えた人々
海の工業区
虐殺のムラ、ソンミ
クアンナム省の工業化
チェンダン、タップバン
チャーキュウ
聖地ミーソン
マンダラ
ホイアン、ダナン
ベトナムの大交易時代
変わる街並み
カトゥ織り
チャム美術館
トゥーラン港
軍都ダナン
ダナン低落
ダナン工業区
東西回廊
6章 DMZ
古都
ベトナムの分水嶺、ハイヴァン峠
夢の東西回廊
フエ城
南北対決と対日交易
クアンナム・グエン王朝の崩壊と再興
明命帝の紫禁城
亡国の皇帝たち
フエ条約
竹篭の中の皇帝たち
現代史の中のフエ
末代皇帝バオダイ帝
第二次大戦下のフエ
テト攻勢下のフエ
虐殺のフエ
阮朝奥津城
一七度線の南
クアンチ省、一八八五年勤王の詔勅
ドンハー・クアンチの攻防
国道九号
少数民族
ケサンの死闘
ラオバオ峠
サワンナケート大橋
一七度線、ベンハイ川
一七度線の北、ヴィンリン
クアンビンの昔と今
ドンホイ
南北を分けるホアンソン
秘境フォンニャ・ケバン
7章 旧第四区(クーボンクー)
小デルタの連なり、ベト人の奥座敷
第四区
ホアインソン山脈
小デルタ
ハティン省
ファン・ディン・フン
グエン・ズー
『キムヴァンキエウ(金雲翹)
ヴークアン国立公園
外国直接投資
ゲアン省
木のサカナ
ファン・ボイ・チャウ
ホー・チ・ミンの故郷
共産主義者ホー・チ・ミン
ホー主席
ヴィン――最も変遷の激しい町
ゲティン・ソヴィエト
北爆
復興
ゲアン山地
赤ターイ
林業と牧畜
タインホア省
マー川デルタ
ドンソン文化
ホー古城
王家の地
ムオン人
経済発展
8章 紅河デルタ
紅河デルタ
紅河の橋のたもとで
気候
人口
小農社会
紅河沿岸
フーニョークアン大湾入
ホアルー――北部ベトナムの中心
干拓
ファットジエム大聖堂
国道一〇号の東
バックコック
バックコック計画
食べるための経済
社会的農業
バックコックムラの戦争
ムラのドイモイ
サン・ディー・トイ・ヴェー
紡績の街、ナムディン
ナムディン市
陳朝
国道二一号
チュアケオ
潮汐灌漑
出稼ぎのムラ
国道一号の南
フーリー――湿地の中のビル街
ハドン低地
VAC――庭・池・家畜小屋
国道一号の北
ドゥン川
コーロア城
紅河ハイウエイ
ハイバーチュン
タムダオ山――紅河デルタの守り神
侵略海道
ディンバン神社――ムラの豊かさの象徴
残丘の古刹
工芸村
国道五号
ザラム飛行場
バイサイの蜂起
ハイズオン――ハノイとハイフォンを結ぶ
莫氏の根拠地
ハイフォン――北部第二の工業都市
名勝ハロン湾
ホンガイ炭鉱
ハロン港
紅河南岸
建国海道
経済発展下の自然堤防群
三川流合
水の精・山の精
建国の地
ドンソン開花
9章 ハノイ千年の都
ハノイの枠組み
大ハノイ
旧ハノイ城
ホアンキエム区
ハイバーチュン区
ドンダー区
バディン区
千年散歩
古いハノイ
安南都護府
大羅城
昇龍城
李朝のハノイ
北門
ハノイ正心軸
宮城の外
トゥーレ湖、霊郎神社、カウザイ橋
ハイバーチュン
陳朝・黎朝のハノイ
坊
国子監(文廟)
大湖
王府
ホアンキエム湖
青年の道
鎮武観
玄天観、東門橋寺、洪福寺
庶民のハノイ
華人の町
阮朝のハノイ
フォーコー
粤東会館
福建会館
フランスのハノイ
コンセシオン――最初のフランスのマチ
ポールベール通り(現チャンティエン通り)
ハノイ大教会
新しいフランス
ドゥメールのハノイ
越仏様式
極東学院
インドシナ銀行
ベトナム人の居住区
戦争のハノイ
革命のハノイ
ハノイの日本軍
仏印武力処理
八月革命への道
ハノイの闘い
新首都建設
集団住宅の時代
キムリエン
自由労働者たち
バクマイの男
戦争下のハノイ
北爆
大疎開
クリスマス大爆撃
ハノイの憂鬱――バオカップのハノイ
一九七五年のハノイ
ハノイは牧場だった
新経済政策
ドイモイの胎動
ドイモイ直前
第六回党大会
若返り
市場経済化
建築ブーム
バイク狂騒曲
新道
工業団地
外城の時代
副都心タインスアン区
高級住宅地ミーディン
10章 北の山
山国ベトナム
西北山地
越北山地
北部山地の川
国道三号
神の山タムダオ
タイグエン省――ベトナム軍の反抗拠点
市場化の中のタイグエン・コンビナート
タイグエン茶
トゥエンクアン省――半独立の荒ぶる山地
最北の地、中国国境へ
ハザン省――山地の工業区の実験
タイー人
ザオ人
カオバン省――最も山と森に覆われた地
莫氏の王国
革命の聖地パックボ
紅河筋に沿って――国道七〇号
フート省――雄王の里
イエンバイ省――反仏革命の聖地
ラオカイ省――中越交易と黒旗軍
サパ
モン人
ターイ人
ディエンビエンフー
ディエンビエンへの道
ターイ人の国ムオン
奠辺府
ディエンビエンフー要塞の建設
ディエンビエンフー戦役
戦場から市場へ
タイビン人
黒ターイ人
コム人
一三五号計画
国道六号
盆地国家の連なり
ファーディン峠
ソンラ省――多民族のカルスト台地
ソンラダム
ホアビン省――ダー川沿いの平地民と山地民
ホアビンダム
「少数民族」の教育問題
ホアビン文化
デルタの里山
中越戦争と国境交易
ランソン省――破壊と復活
中越戦争
国境交易
旅の別れ
クアンニン省、国道一八号
ファーライ火力発電所
ハロン湾
ホンガイ炭坑
サンチャイ人
サンジウ人
モンカイ
気の抜けた安ビール
あとがき 澁谷由紀
年表
索引