日本と中国―歴史と現代

日本と中国―歴史と現代

出版社: 中央大学出版部
著者: 李 廷江
  • 日本と中国は永遠の隣国である。日中両国の研究者は、斬新的、多面的な視点より歴史と現代について新しい資料を駆使し考察した一冊。
  • 日本と中国は永遠の隣国。1894年に勃発した日清戦争以降の130年間には戦争・平和・共生を特徴づける波乱万丈な歳月を経験。日中両国の学者は,斬新的,多面的な視点より歴史と現代について新資料を駆使し考察した一冊。
  • 日中両国の研究者は、斬新的、多面的な視点より歴史と現代について新しい資料を駆使し考察した一冊。今年は日清戦争130年節目の年である。2000年にわたる日中交渉史には、過ぎ去ったこの130年間ほど戦争・平和・摩擦と共生を特徴づける波乱万丈な歳月を経験したことがなかった。日清戦争期における「戦争画」から清朝末期の中国革命と日本、1930年代中国における日本文化受容の実態を明らかに、そして満州事変後日本の中国侵略に対する国共両党の対応、戦後日本人の中国観を検証して、さらに中国の日本研究の特質と「中華世界秩序」論の原理を再検討した。従来の研究に取り上げられなかった部分に光を与えて新しい解釈を提示した。
  • 第Ⅰ部 戦前
    第1章 日清戦争に関する戦争画
    第2章 中国同盟会結成以前の日本への中国人留学生コミュニティにおける革命団体の変遷
    第3章 大塩亀雄『最新世界植民史』に対する1930年代中国の翻訳出版と受容
    第4章 満州事変後の国際連盟外交と国民政府の対日政策
    第5章 日本軍の一号作戦に対する国共両党の検討と対応
    第Ⅱ部 戦後
    第6章 池田勇人の対中観についての試諭
    第7章 日本人の中国観試論
    第Ⅲ部 総合
    第8章 学問と現実
    第9章 「人臣無外交論」

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