転がる石のように

転がる石のように

出版社: 田畑書店
著者: 山田健太
  • SNS等の擡頭によって従来のジャーナリズムは果たして〝オワコン〟に堕するのか? メディアの現在とこれからの展望を拓く定点観測
  • SNS等の擡頭によって従来のジャーナリズムは果たして〝オワコン〟に堕するのか? メディアの現在とこれからの展望を拓く、『見張塔からずっと』『愚かな風』に続く、〈定点観測〉!
  • 菅から岸田へと歴代政権が安倍色を上塗りしていく中、圧倒的な影響を与えたコロナ禍、東京五輪の強行的開催、そして能登地震に見舞われた国内。一方、世界ではロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ虐殺など激変を迎えたこの5年間——SNS等の擡頭によって従来のジャーナリズムは果たして〝オワコン〟に堕するのか? メディアの現在とこれからの展望を拓く唯一無二の〈定点観測〉!
  • はじめに   8
    2020
    日本学術会議の任命拒否 10.10/20
    進む国家管理 菅内閣のデジタル推進 11.14/20
    日本学術会議問題 11.18/20
    少年法改正でどうなる匿名範囲 12.12/20
    2021
    菅政権のメディア戦略 01.09/21
    SNS各社のアカウント停止 01.11/21
    拙速な新型コロナ特措法の改正議論 02.13/21
    国旗損壊罪の新設 03.13/21
    続く文春砲 03.16/21
    デジタル化法案の罠 04.10/21
    進む法改正と新法 無限定な私権制限 05.08/21
    自由な言論活動の規制 06.12/21
    取材の自由 07.10/21
    五輪取材規制と民主主義 07.11/21
    違い際立った緊急事態下の五輪報道 08.14/21
    リーダーとの付き合い方 08.15/21
    個人情報の保護 09.11/21
    集会はだれのために 09.19/21
    国への異論認めず規制 10.09/21
    パンドラの箱を閉じる前に 10.24/21
    ネットの言論規制 11.13/21
    打たない自由と打てない理由 11.28/21
    侮辱罪強化の危うさ 12.11/21
    2022
    取材報道ガイドライン 01.08/22
    表現の自由の原則と「劣後」 01.09/22
    復帰五十年の沖縄報道 02.12/22
    不自由による安定の希求 02.13/22
    転機迎えるNHKと民放 03.12/22
    戦争をさせないこと 03.20/22
    ヤジと民主主義 04.09/22
    空気は読まない 04.24/22
    改憲めぐる新聞社説 05.14/22
    そこに「ためらい」はあるのか 05.29/22
    侮辱罪の強化 06.11/22
    那覇市内の写真展中止 07.09/22
    過去の教訓は生かされているか 07.03/22
    国と住民の関係性の有り様を考える 08.13/22
    隠すことは法の支配にもとる 08.07/22
    メディアの公共性 地域性喪失の危機 09.10/22
    職業上の嘘と大義 09.11/22
    国葬のマスコミ報道 10.08/22
    善意の空回りと危険性 10.16/22
    ヘイトスピーチの規制 11.12/22
    「健全」を求める「不健全」さ 11.20/22
    「紙」の新聞は社会への窓 12.10/22
    思想・表現の自由の侵食を見過ごさない 12.25/22
    2023
    コロナ禍の言論状況 01.14/23
    顔識別カメラの慣れと恐れと 01.29/23
    オフレコ誰のため 取材の自由㊤ 02.11/23
    オフレコ必要な側面も 取材の自由㊦ 02.14/23
    テレビ放送七十年 03.11/23
    モヤモヤとわざわざで見失う真意 03.05/23
    マイナカードの弊害 04.08/23
    「うわべだけ」をうまく生かす 04.09/23
    期待したい最高裁報告書 05.13/23
    「なぜ」を疎かにする社会 05.14/23
    「大衆的検閲」続く表現規制立法 06.10/23
    ジャーナリズムのやんちゃ性 06.18/23
    被害者取材・報道 07.08/23
    遠い戦争 近い戦争 07.23/23
    記者会見の意味 08.12/23
    報道機関の「戦う覚悟」 08.27/23
    記者会見の政治利用 09.09/23
    ニュースの価値 10.14/23
    〈当たり前〉を超える 10.01/23
    ジャーナリストの仕事 11.11/23
    自分ルールの危うさ 11.05/23
    続く報道圧力・二〇二三年回顧㊤ 12.09/23
    検証必要な司法判断・二〇二三回顧㊦ 12.09/23
    ポストが赤いのもメディアのせい 12.10/236
    2024
    能登半島地震 問われる報道の真価 01.12/24
    忘れて、本当にいいんですか 01.14/24
    安全保障と私権制限 02.09/24
    知らぬがホトケ 02.18/24
    政治資金の透明化 03.08/24
    過去があって今がある 03.24/24
    放送百年の節目 04.12/24
    「配慮」という欺瞞 04.28/24
    選挙時の〈表現の自由〉 05.10/24
    ネットの健全性 06.14/24
    誰のためのプライバシー保護か 06.02/24
    取材源秘匿と公益通報 07.12/24
    それでも守らなければならないもの 07.07/24
    能動的サイバー防御 08.09/24
    スポーツジャーナリズムの神髄 08.11/24
    公益性とプライバシー 09.13/24
    ホイッスルは止まれの合図 09.15/24
    ハイパーローカルメディア 10.11/24
    抽象を具体化することの意味 10.20/24
    庁舎内の録音・録画 禁止措置の危うさ 11.08/24
    最後の砦は誰か 11.24/24
    選挙報道とSNS 12.18/24
    秘匿される公共基本情報 12.29/24
     附
     いま、なぜジャーナリズム教育か
     ジャーナリズムの拠点を構築するために

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