
宇宙法の位相
出版社: 信山社出版
- 慶應義塾大学とJAXAによる共同研究の成果。第一線の研究者、実務家が集った決定版。現代宇宙法を多角的に検討する。
- 慶應義塾大学とJAXAによる共同研究の成果。第一線の研究者、実務家が集った決定版。現代宇宙法を多角的に検討する。
- ◆慶應義塾大学とJAXAによる共同研究の成果―第一線の研究者、実務家が集った決定版が登場!◆
我が国の最新の宇宙法政策を扱う特別寄稿、 実行的側面と理論的側面から宇宙法規範の課題を分析する第I部、 安全保障に係る宇宙活動の課題を扱う第Ⅱ部、 新しい宇宙活動の出現に対応する第Ⅲ部で構成。 - 『宇宙法の位相』
青木節子・中谷和弘・菊地耕一・国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構総務部法務・コンプライアンス課 編
【目 次】
・はしがき
◆1 〈特別寄稿〉宇宙政策の最近の進展と宇宙法〔風木 淳〕
はじめに
Ⅰ これまでの宇宙政策の歩み
Ⅱ 第5次宇宙基本計画の4つの目標と将来像,6つの環境認識
Ⅲ 宇宙技術戦略と宇宙戦略基金
Ⅳ 宇宙空間の安全で持続可能性のある利用―宇宙資源,スペースデブリ,宇宙交通管理
Ⅴ 宇宙活動法改正を視野に入れた検討
おわりに
◆第Ⅰ部 宇宙法規範の発展◆
◆2 宇宙活動に関する国際的な規範とルールの形成に関する一考察―アルテミス合意の含意〔菊地耕一〕
はじめに
Ⅰ 宇宙活動に関する規範とルール
Ⅱ アルテミス合意の成立と評価
Ⅲ アルテミス合意の構造とアプローチ
おわりに
◆3 宇宙法規範の在り方に関する試論―一次規則と二次規則の視点から〔篠宮 元〕
はじめに
Ⅰ ハートの議論の概要
Ⅱ 曖昧な一次規則
Ⅲ 部分的な二次規則
Ⅳ 若干の考察
おわりに
◆4 宇宙条約第9条の「妥当な考慮」(due regard)の分析〔福嶋雅彦〕
はじめに
Ⅰ 先行研究の整理と「妥当な考慮」の淵源
Ⅱ 宇宙条約第9条の分析に際しての基本前提
Ⅲ 宇宙条約第9条の「妥当な考慮」をめぐる論点
Ⅳ 宇宙条約第9条の「妥当な考慮」の具体化に向けた検討
おわりに
◆5 宇宙資源の所有権に関する理論的課題―宇宙資源法5条に着目した検討〔武藤義行〕
はじめに
Ⅰ 本法の制度概要
Ⅱ 宇宙資源開発をめぐる国際的な議論の発展
Ⅲ 所有権取得の権原
Ⅳ 管轄権と準拠法
おわりに
◆6 「軍用無線設備」免除条項の濫用防止をめぐるITUガバナンスの動向〔青木節子〕
はじめに
Ⅰ ITU文書における「軍用無線設備」免除条項
Ⅱ 21世紀のペーパー衛星回避策
Ⅲ 憲章48条援用濫用に対するITUの行動
おわりに
◆7 政府間衛星機関の民営化と通信に対する衡平なアクセスの確保〔石井由梨佳〕
はじめに
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 国際電気通信衛星機構
Ⅲ 国際移動通信衛星機構
おわりに
◆第Ⅱ部 宇宙の安全保障◆
◆8 宙対地兵器の構想と宇宙利用の安定性〔福島康仁〕
はじめに
Ⅰ 宙対地兵器の構想
Ⅱ 宇宙利用の安定性に与えてきた影響
おわりに
◆9 GNSSのジャミングと欺瞞の規制と国家責任の法構造―測位機能保証のための法的・技術的・軍事的視点から〔大河内美香〕
はじめに
Ⅰ GNSSの意義と問題の焦点
Ⅱ GNSSの妨害事案
Ⅲ GNSSの妨害の規制と国家責任の法構造
おわりに
◆10 民間事業者の宇宙活動と武力紛争法の適用についての一側面―“reverse distinction”を中心に〔飯島隆博〕
はじめに
Ⅰ 近時の武力紛争時における民間事業者の宇宙・サイバー領域での活動
Ⅱ 宇宙・サイバー領域における民間事業者の活動と武力紛争法
Ⅲ 宇宙領域における逆区別原則に関するKoplow論文とその評価
Ⅳ 民間事業者の行動―補償と規範形成
おわりに
◆第Ⅲ部 新しい宇宙活動と課題◆
◆11 宇宙ベンチャーにおけるリスクマネジメントと法務の役割〔星 諒佑〕
はじめに
Ⅰ 宇宙ベンチャーの概況
Ⅱ 宇宙ベンチャーが抱える課題
Ⅲ 求められる法務の役割
おわりに
◆12 国際宇宙ステーションからの衛星放出事業における法的課題〔北村尚弘〕
はじめに
Ⅰ J-SSODとは
Ⅱ 衛星放出までの流れ
Ⅲ 衛星放出行為の「打上げ」該当性
Ⅳ 衛星放出行為における「打上げ国」
おわりに
◆13 宇宙旅行時代に対応できるモデル緊急着陸場協定の提案〔中谷和弘〕
はじめに
Ⅰ 米国が締結した二国間シャトル緊急着陸場協定
Ⅱ 宇宙関係条約及び一般国際法における緊急着陸
Ⅲ モデル緊急着陸場協定に向けて
Ⅳ モデル緊急着陸場協定の提案
おわりに
◆14 日本版スペースポート法制―宇宙活動法の制定経緯を踏まえた検討〔新谷美保子・齋藤俊〕
はじめに
Ⅰ 宇宙活動法の打上げ施設等に係る規定
Ⅱ 宇宙活動法の打上げ施設に係る規定の立法経緯
Ⅲ 日本版スペースポート法制の検討