行政法研究 第54号

行政法研究 第54号

出版社: 信山社出版
著者: 行政法研究会、宇賀 克也、巽 智彦、諸岡 慧人、船渡 康平、宮森 征司、山本 紗知、髙田 実宗、西上 治、宇那木 正寛、板垣 勝彦、中尾 祐人、神橋 一彦
  • 巻頭言「デジタル規制改革推進一括法」、特集「ドイツ行政法の基本構造」に7論稿のほか、論説3本と判例研究を掲載。
  • 巻頭言「デジタル規制改革推進一括法」、特集「ドイツ行政法の基本構造」に7論稿のほか、論説3本と判例研究を掲載。
  • ◆行政法理論の基層を探求する行政法専門誌 ― 「行政法学のアリーナ」としての役割を果たすべく、54号も第一線の執筆陣が集い、広範な考察を行う◆
    巻頭言(宇賀)は「デジタル規制改革推進一括法」。特集「ドイツ行政法の基本構造―『行政法ハンドブック第1巻』に寄せて」は、ドイツ公法学の金字塔ともなるべき全12巻刊行予定の第1巻(巽、諸岡、舩渡、宮森、山本、髙田、西上)。ほかに論説3本(宇那木、板垣、中尾)、判例研究(神橋)も掲載。益々充実の「行政法学のアリーナ」としての面目躍如。
  • 『行政法研究 第54号』
     行政法研究会 編集
    【目 次】
    〈巻頭言〉デジタル規制改革推進一括法/宇賀克也
    ― * ―
    【特集:ドイツ行政法の基本構造―『行政法ハンドブック第1巻』に寄せて】

    ◆1 特集の趣旨/巽 智彦
    ◆2 歴史―「長い19世紀」における行政/諸岡慧人
    Ⅰ は じ め に
    Ⅱ 本論文の概観
    Ⅲ 評 価
    ◆3 法のレベルおよび法源―行政法の法源/船渡康平
    Ⅰ 要 約
    Ⅱ 評 価
    ◆4 概念および連関―行政法と私法/宮森征司
    Ⅰ は じ め に
    Ⅱ 行政法と私法(A)
    Ⅲ 行政法と私法:分離線(Trennlinien)(B)
    Ⅳ 行政の法の要素としての私法(C)
    Ⅴ 行政法と私法:私人による活動の規整の際の相互作用(D)
    Ⅵ お わ り に
    ◆5 行政活動の類型(1)―計画行政/山本紗知
    Ⅰ は じ め に
    Ⅱ 本論文の内容
    Ⅲ 検 討
    ◆6 行政活動の類型(2)―インフラ行政/髙田実宗
    Ⅰ は じ め に
    Ⅱ インフラの担い手
    Ⅲ インフラの財源
    Ⅳ インフラの正統化
    Ⅴ むすびにかえて
    ◆7 方法論および隣接分野―「新しい行政法学」のコンセプトと方法論/西上 治
    Ⅰ は じ め に
    Ⅱ 本論文の概要
    Ⅲ 若干のコメント
    ◆8 挑戦―行政のデジタル化/巽 智彦
    Ⅰ は じ め に
    Ⅱ デジタル時代の羅針盤を探究する行政(A)
    Ⅲ デジタル行政への途における機会と挑戦(B)
    Ⅳ 「ドイツ産」e-ガバメント―現状(C)
    Ⅴ デジタル行政活動の法的枠組み(D)
    Ⅵ 展望―デジタル行政の将来に向けた見通し(E)
    Ⅶ お わ り に
    〈論 説〉
    ◆1 道路占用物件の除却―その課題と対応をめぐって/宇那木正寛
    Ⅰ 問題の所在
    Ⅱ 道路占用物件としてのアーケードの現状
    Ⅲ 道路占用許可制度と平成30年道路法改正
    Ⅳ 本件事例の概要
    Ⅴ 本件事例に対する考察
    Ⅵ 最後に
    ◆2 条例の実効性確保―行政強制と司法的執行の課題/板垣勝彦
    Ⅰ 概 観
    Ⅱ 制裁的公表と過料が好まれる理由
    Ⅲ 伝統的な行政強制の手段の現状
    Ⅳ 司法的エンフォースメントの課題
    Ⅴ お わ り に
    ◆3 麻向法別表第一76号ロの「植物」の解釈―Medi-Tea事件によせて/中尾祐人
    は じ め に
    Ⅰ 令和4年判決
    Ⅱ 令和4年判決のした法解釈の問題点
    Ⅲ 令和4年判決はなぜ問題のある解釈を採用したか
    Ⅳ 麻向法の仕組みから導かれる解釈と問題の回避
    Ⅴ 委任の趣旨の逸脱
    お わ り に
    ■行政法ポイント判例研究
    憲法53条違憲国賠等請求事件判決
    最(三小)判令和5年9月12日裁判所ウェッブ掲載判例/神橋一彦

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