主体としての子どもが育つ 保育内容「環境」

主体としての子どもが育つ 保育内容「環境」

出版社: 北大路書房
著者: 無藤 隆、砂上 史子
  • "主体としての子どもの育ち"を支える保育を「環境」の視点から探究。ワークや事例・動画・写真などを通して具体的に学ぶ。
  • "主体としての子どもの育ち"を支える保育を探究するシリーズ。領域「環境」の視点から,環境を通した子どもの様々な発達や,文字・標識等との関わり,またその指導案などを取り上げ,多様な事例をまじえて専門的事項と指導法を一体的かつ実践的に学ぶ。ワークやQRコードを活用した動画・写真・関係資料等,工夫も豊富。
  • はじめに
    本書の特徴と使い方
    序章 主体としての子どもが育つ保育への誘い
    第1節 子どもと保育の世界を感じよう
    ⑴保育を見ることから/⑵保育を見る視点/⑶視点をもって保育を見よう
    第2節 このとき保育者は……
    第3節 5領域の視点で見てみよう
    〈領域「健康」の視点から〉/〈領域「人間関係」の視点から〉/〈領域「環境」の視点から〉/〈領域「言葉」の視点から〉/〈領域「表現」の視点から〉
    第4節 領域「環境」の視点から深める
    ⑴興味・関心という原動力/⑵具体的な活動を通して育まれる数量や図形への関心,感覚/⑶他児との協同的活動への展開/(4)子どもの目標を実現するための教師の援助
    第Ⅰ部 保育内容「環境」の専門的事項
    第1章 現代社会と幼児を取り巻く環境
    第1節 子どもを取り巻く環境の意味と捉え方
    ⑴子どもを取り巻く環境とは何か/⑵子どもを取り巻く環境と生態学的システム理論
    第2節 子どもを取り巻く環境の現状と課題
    ⑴「3つの間」(空間・時間・仲間)の変容/⑵新たな時代の到来と子どもを取り巻く環境の変容
    第3節 子どもを取り巻く環境としての地域社会
    ⑴地域社会と共にある子どもの生活/⑵地域に根ざした子どもの遊びと育ち
    第2章 子どもの発達と環境との関わり
    第1節 子どもと環境の関わりを捉える概念
    ⑴子どもが能動的に環境に関わるとき/⑵環境に行為を引き出してもらう/⑶遊びにおけるリスクとハザード/⑷コンピテンシーとエージェンシーという考え方
    第2節 子どもと環境との関わりを捉える理論
    ⑴子どもと環境の相互作用:ピアジェの発達段階論/⑵友達や保育者との関係の中での育ち:ヴィゴツキーの文化―歴史的アプローチ/⑶地域や文化の中での育ち:ブロンフェンブレンナーの生態学的システム論
    第3節 ポストヒューマン時代の子どもと環境
    ⑴ユネスコの報告書から学ぶこと/⑵ポストヒューマン時代の保育実践
    第3章 乳幼児期の自然との関わり
    第1節 園庭の自然と出会う
    ⑴園庭に広がる世界との出会い/⑵環境を通しての教育とアフォーダンス/⑶ 物理的事象,数量・図形との関わり
    第2節 子どもの発達と自然との関わり
    ⑴生きものはなぜ子どもにとって魅力的なのか/⑵身の回りの世界を理解する/⑶生きものとの関わりを通して人間を知る
    第3節 園庭の自然から環境的な持続可能性を考えよう
    ⑴自然の多様性に気づく/⑵自然の相互性に気づく/⑶自然の有限性に気づく/⑷人間社会とのつながり
    第4節 子どもと自然を結ぶ保育者の役割
    ⑴「インタープリター」としての保育者/⑵地域とのつながりと子どもの参画
    第4章 遊びにみられる科学的思考と数量概念の発達
    第1節 子どもの科学的思考
    ⑴物理的事象の理解と保育/⑵子どもなりの思考と遊び
    第2節 数量概念と保育
    ⑴同じものを並べる心地よさ/⑵数えることと比べること/⑶分けるということ
    第3節 小学校以降の教育とのつながり
    ⑴「1+1=2」にならない/⑵学びの基盤としての具体的な経験
    第5章 乳幼児期の標識・文字・情報との関わり
    第1節 標識・文字・情報への理解の発達
    ⑴乳児期(3歳未満児)における標識・文字・情報の理解と関わり/⑵幼児期(3歳以上児)における標識・文字・情報の理解と関わり
    第2節 乳幼児における文化財(絵本・紙芝居)との関わり
    ⑴文化財に関わる保育環境:絵本コーナー,図書館など/⑵子どもと環境をつなぐ文化          財
    第3節 乳幼児とICT
    ⑴乳幼児期におけるICT 利用の現状と課題/⑵主体としてICTを活用する子ども
    第Ⅱ部 保育内容「環境」の指導法
    第6章 幼児教育の基本と保育内容「環境」
    第1節 幼児教育の基本
    第2節 領域「環境」のねらい・内容・内容の取扱い
    ⑴ 2017年の改訂/⑵「乳児保育」の視点「健やかに伸び伸びと育つ」/⑶1歳以上3歳未満児の保育における領域「環境」/⑷3歳以上児の保育における領域「環境」
    第3節 幼児教育の現代的課題と領域「環境」
    第7章 子どもの生活や遊びと環境
    第1節 子どもを取り巻く環境
    ⑴自然に触れて生活する/⑵生活の中で,様々なものに触れる
    第2節 子どもが世界を広げる豊かな体験
    ⑴自然に触れ,興味関心をもつ/⑵子どもの興味を引き出し持続する教材の工夫/⑶保育者・友達・園に関わる様々な人と関わる/⑷情報に触れ,遊びや生活に取り入れる
    第3節 子ども理解を深め保育を評価する
    ⑴環境に関わる姿を捉える/⑵幼児の発達や内面を理解する/⑶保育を見直し改善する
    第8章 子どもと自然との関わりを支える指導
    第1節 身近な自然と関わる子どもたち
     ⑴安心して関わる/⑵繰り返し試すことで見えてくる/⑶目に見えないものを感じる
    第2節 自然を遊びや生活に取り入れる子どもたち
     ⑴身近な自然を生かして
    第3節 命と向き合う子どもたち
    ⑴共に暮らす中で育まれるもの/⑵命の営みと対峙する
     第4節 子どもと自然との関わりを支える指導
    第9章 子どもと多様な素材との関わりの指導
    第1節 子どもと多様な素材との関わり
    ⑴子どもの好奇心や探究心を育む環境の構成と援助/⑵子どもの思考力の芽生えを育む環境の構成と援助
    第2節 子どもと数量・図形との関わり
    ⑴子どもの遊びや生活における数量・図形/⑵数量・図形への興味や関心を広げる環境構成や援助
    第10章 子どもと標識・文字等との関わりの指導
    第1節 子どもと情報との関わり
    ⑴遊びや生活に必要な情報/⑵社会生活との関わりから取り入れる情報/⑶ICT を活用した情報との関わり
    第2節 子どもと標識・文字との関わり
    ⑴遊びや生活に関係の深い標識・文字/⑵標識・文字に親しむ子どもの姿/⑶標識・文字への感覚を豊かにする保育者の役割
    第3節 標識・文字を用いた教材による遊び
    ⑴ 標識・文字を用いた教材/⑵標識・文字を用いた教材研究
    第11章 身近な自然物や素材を用いた保育の構想
    第1節 領域「環境」の指導
    ⑴指導案とは/⑵保育を構想するプロセス
    第2節 自然物を用いた保育の構想
    ⑴指導案から見えてくるもの/⑵意図的・計画的な保育を通して
    第3節 素材を用いた保育の構想
    ⑴ 様々な素材に出会う/⑵子どもの姿から指導案を考える/⑶模擬保育から考える
    第12章 保育内容「環境」と幼小接続
    第1節 保育内容「環境」と小学校教育
     ⑴保育内容「環境」のねらい及び内容/⑵小学校学習指導要領における幼小接続/⑶「生活科」の目標及び内容
    第2節 幼小連携・接続の史的変遷と架け橋プログラム
     ⑴ 幼小の一貫性と「小1プロブレム」/⑵ 幼小連携の実践例/⑶「幼保小の架け橋プログラム」と実践例
    終章 領域「環境」と「主体」を再考する
    第1節 領域「環境」とは
    第2節 乳幼児の主体的な活動が幼児教育・保育の中核をなす
    (1) 主体性およびエージェンシーの哲学論から/(2) エージェンシーの実証的検討から/(3) OECD Education2030 プロジェクトから捉えるエージェンシーの考え方の展開/(4) つながりという視点からの幼児教育・保育/(5) 子どもの権利の考え方から/(6) 子ども(乳幼児)の共主体的あり方への発展へ/(7) 主体的なあり方の実現への矛盾を循環的に乗り越えていく

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