世界をひらく協働探究

世界をひらく協働探究

出版社: 北大路書房
著者: 牧田 秀昭、秋田 喜代美
  • 子どもと保育者・教師が共に探究することを通して学びをつなぎ,文化を創造する。校種を超えた実践から教育の可能性を探る。
  • 教える専門家から共に学び合う専門家へ。子どもと保育者・教師が共に探究することを通して学びをつなぎ,文化を創造する。福井大学教育学部附属幼稚園・義務教育学校の「12年間」の校種を超えた実践から教育の可能性を探る。
  • 「教える専門家」から「共に学び合う専門家」へ――福井大学教育学部附属幼稚園・義務教育学校の「12年間」の育ちを見据えた校種を超えた実践から,教育の新たな可能性を探る。子どもと保育者・教師が共に探究することを通して,「学び」をつなぎ「文化」を創造する。それを可能とする専門性とは。教育関係者必読の一冊。
  • はじめに―世界をひらく協働探究
     序章 協働探究がひらく世界
     1 探究的な学びの時代へ
     2 希望の物語としての「協働探究」
     3 つながるまなざしが生む自分軸としての錨と学校園文化
    第Ⅰ部 すべては「好き」から始まった―幼稚園での探究
     第1章 「好き」から広がる宇宙遊び~年中児から年長児~
     1 ロケット作りから宇宙の世界へ(年中組1~2月)
     2 あふれる宇宙愛(年長組4~6月)
     3 感動体験から宇宙愛がさらに広がる(年長組6~7月)
     第2章 「好き」が広がり,世界をひらく―福井大学教育学部附属幼稚園の実践の意味するところ
     1 福井大学教育学部附属幼稚園への関わり
     2 幼児教育・保育に(世界への)「愛」という言葉を持ち込んだ
     3 なぜ「愛」という言い方を用いるのか
     4 好きであることからの予感としての普遍化
     5 持続する好きになっていく
     6 園空間におけるいくつもの小さな謎
     7 「安心空間」「面白空間」「幸せ空間」である園
    第Ⅱ部 好きな「遊び」から教科の「学び」へ―「科学する心」の成長
     第3章 ツバメと共に生き,ツバメに問う~4年生~
     1 ツバメへの思いが芽生える
     2 「ツバメはどのように生きているのか」を再び問う
     3 ツバメが紡ぐ学びのつながり
     第4章 0からつくる味噌汁プロジェクト~7年生~
     1 問いを形にする
     2 畑で食べ物を作ろう
     3 しくみを解明する
     第5章 科学する心の芽生えと成長
     1 宇宙遊びと科学する心の関係性
     2 科学する心を支える教師像
     3 幼稚園,義務教育学校全体で子どもたちの育ちを支える
     第6章 幼児期の「好き」が教科の学びにつながる
     1 環境と呼応し相互作用を通して学ぶ,というつながり
     2 子どもの学びの見取りと探究のデザイン
     3 教科を越えて
    第Ⅲ部 プロジェクト学習の可能性―多様性と包摂性の壁を乗り越える
     第7章 子どもたちの思いが学びを深める社会創生プロジェクト
     1 子どもの思いが「時間」と「空間」をつくる
     2 個の思いを集団の思いへ,そして協働へ
     3 協働探究による自己とコミュニティの成長
     4 協働探究の中で発揮される「自分らしさ」
     5 異質な他者との協働による学びの深まり
     第8章 地域と子どもが協創する公園リニューアルプロジェクト~3年生~
     1 次年度に向けて膨らむプロジェクト構想―地域の人と仲良くなりたい
     2 地域の方との出会い,高まる発意
     3 私たちにできることは何か?―地域と共に
     4 ふれあい公園リニューアルに向けて
     5 一人ひとりの個性が発揮されたリニューアルイベント
     6 ふれあい報告会に向けて―感謝の思いを伝えたい
     第9章 畑から「学び」を学ぶプロジェクト~7年生から9年生~
     1 105人で達成したいことを決めよう
     2 農業を探究するプロジェクト
     3 省察し未来へとつなぐプロジェクト「伝えるプロジェクト」
     第10章 互いを認め生かし合う学びの価値
     1 個の思いが共の学びへ
     2 学校と地域が学び合う
     3 多様な声が紡ぐ共創のプロセス
     4 3つの実践が提起していること
    第Ⅳ部 共に学びを創る子どもと教師―教育観転換のプロセス 
     第11章 「教育観」「子ども観」が変容していく教師
     1 子どもに寄り添うということ
     2 語り合い,学び合う
     3 学びを支える環境づくり
     4 子どもの育ちを長期的な視点で捉える
     5 子どもと共に学び続ける教師へ
     第12章 協働探究者になる子どもと教師
     1 子どもと学びを語る
     2 協働探究者に―「教える」「教えられる」の関係を超えて
     第13章 12年間の協働探究の価値を共有することの意味
     1 協働探究を価値づけし,共有する校園長通信「Learning Stories」
     2 12年間の学びのつながりを捉える教師集団へ
     第14章 「協創する専門職」としての教師エージェンシー
     1 現代の教職に至るまでの道のり
     2 協創する専門職としての教師
     終章 多様な論理的思考力を育む
     1 主体性(幼児期の遊びはブリコラージュである)
     2 ブリコラージュが幼児の蓋然的推論を鍛える(行動して確かめる)
     3 未知な世界への探究を可能にするアブダクション(問いが生まれる)
     4 アナロジーが豊かなアブダクションを実現する(「同じ」が飛躍を生む)
     5 仮説を演繹と帰納によって実証する(仮説倒れにならない論理的な遂行力)
     6 科学的思考力と物語的思考力
     
    おわりに

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