思想としてのアナキズム

思想としてのアナキズム

出版社: 以文社
著者: 森 元斎、森 啓輔、清水 知子、栗原 康、高橋 采花、近藤 和敬、中西 淳貴、渡辺 一樹、近藤 宏、成瀬 正憲、川上 幸之介、東 志保
  • どこまで原理的に、かつ多様に、アナーキーであり続けられるのか。さまざまなベクトルが交差する思想としてのアナキズムの現在。
  • いかに思想としてのアナキズムを保持し得るか。どこまで原理的に、かつ多様に、アナーキーであり続けられるのか。暴力、運動、哲学、人類学、宗教、芸術、フェミニズム、近代日本、複数のベクトルが交差するアナキズムの現在。
  • いかに「思想」としてのアナキズムを保持し得るか。どこまで原理的に、かつ多様に、アナーキーであり続けられるのか――。
    暴力論、運動実践、哲学、人類学、宗教、音楽、映画、フェミニズム、近代日本、さまざまなベクトルが交差するアナキズムの現在。
  • はじめに
    第1章  社会は転倒しなければならない――ロジャヴァ革命とCHAZによる反暴力(森元斎)
    第2章  市民的抵抗における「暴力」と「非暴力」再考――エリカ・チェノウェスらの非暴力主義的研究に対するベンジャミン・ケースの批判(森啓輔)
    第3章  夜明けのアナーキー――テクノサイエンス時代のサイボーグとコモン(清水知子)
    第4章  もう非戦しかないもんね――幸徳秋水、仁のアナキズム(栗原康)
    第5章  有島武郎と二つの〈家〉――天皇の最も近くで生まれたアナキスト(高橋采花)
    第6章  デュルケムの集合的なものとイマギナチオ――集合表象概念の哲学的・思想史的意義について(近藤和敬)
    第7章  カントとアナーキーの問題(中西淳貴)
    第8章  系譜学、人類学、オルタナティヴ――デヴィッド・グレーバーの方法について(渡辺一樹)
    第9章  「社会」の考えそこない――グレーバーとレヴィ=ストロースの交差地点(近藤宏)
    第10章 山伏とアナキズム(成瀬正憲)
    第11章 パンクとアナキズム(川上幸之介)
    第12章 メドヴェトキン集団再考――自主管理的な労働と映画の実践(東志保)
    おわりに

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