
帝国日本の植民地兵士
出版社: 明石書店
- 帝国日本の特別志願兵制度のもと戦場に動員された朝鮮人兵士。本書は彼らの軍隊内での処遇や戦場の実態を史料と証言から解明し、植民地支配と軍事動員の矛盾を照らし出す。日本軍事史と朝鮮近代史を横断し、植民地と戦争の記憶を問う歴史研究。
- 序章
1 帝国日本と植民地朝鮮人兵士という問題
2 先行研究の整理
3 史資料
4 各章の構成
第1章 植民地朝鮮における兵員動員政策
1 植民地朝鮮兵員動員前史
2 植民地朝鮮における戦争動員政策の展開
3 陸軍特別志願兵の募集過程
4 朝鮮総督府陸軍志願者訓練所における入所状況と教育
第2章 日本陸軍における朝鮮人陸軍特別志願兵
1 朝鮮人陸軍特別志願兵の入営
2 朝鮮人陸軍特別志願兵と日本軍の「困惑」
3 朝鮮人陸軍特別志願兵に対する差別
第3章 戦場における朝鮮人陸軍特別志願兵
1 「南方」に向かった朝鮮人陸軍特別志願兵たち
2 南西太平洋戦線における連合軍の捕虜政策
3 太平洋戦場の朝鮮人捕虜たち
4 朝鮮人陸軍特別志願兵の対米協力
第4章 戦時期植民地朝鮮における海軍特別志願兵制度
1 朝鮮人海軍特別志願兵制度の成立過程
2 海軍特別志願兵制度の施行と朝鮮人の動員
3 海軍特別志願兵の部隊配属と戦線への動員状況
第5章 朝鮮人帰還兵の戦後
1 朝鮮人帰還兵たちの朝鮮への帰路
2 朝鮮人帰還兵たちの戦後生活事情
3 継続する元日本軍兵士とのつながり
終章 朝鮮人兵士からみる植民地軍事動員
1 本書の総括
2 今後の課題と展望
参考文献
あとがき
