共生への社会学

共生への社会学

出版社: 明石書店
著者: 細田 満和子
  • 医療・福祉・教育の現場での対話を手がかりに、「共に生きる」とは何かを社会学の視点から考える入門書。現実の社会的事象を読み解くための概念や方法を紹介し、多様な他者と生きる社会を構想するヒントを提示する。
  • 序章 社会学で何を学ぶか――常識を疑い、社会は社会によってつくられていることを知る
     1 社会学とは何か
     2 社会学について――知識社会学を手がかりに
     3 社会学の「社会」と「公共性」
     4 大学で教えられている社会学
     5 社会学と共生社会
    第1部 自分を知り、他者を知る
    第1章 集団と個人
     1 社会の中で生きる私たち
     2 社会集団論
     3 個人と社会――「痛み」という視点から
    第2章 地位と役割
     1 地位と役割
     2 さまざまな役割
     3 病人も役割の一つ
     4 役割理論の展開
     5 社会化と過社会化
     6 新しい病人役割
    第3章 規範と逸脱
     1 規範と逸脱
     2 スティグマと社会的偏見
     3 逸脱的状況としての病人役割
     4 医療化の功罪
     5 規範としての難病
     6 規範理論の意義と限界
     7 規範からリアリティへ
    第2部 ライフ(命、生活、人生)を知る
    第4章 ジェンダーとセクシュアリティ
     1 ジェンダーとは
     2 ジェンダー格差
     3 ジェンダーとケア労働
     4 セクシュアル・マイノリティ
     5 ジェンダー平等に向けて
    第5章 家族――規範と多様性
     1 家族とは何か
     2 機能的アプローチ
     3 意味論的アプローチ
     4 脱家族と家族評価
     5 家族とケアに向けて
     6 多様なる家族
    第6章 子ども――教育、学校、学歴社会、貧困
     1 時代によって異なる子ども像
     2 社会の中の子ども
     3 教育と子どもの貧困
     4 教育と学校
     5 教育格差
     6 尊厳ある人として生きるために
    第7章 病いと障がいの経験
     1 病むこと、障がいのあること
     2 疾患と病い
     3 再び生きる――「回生」
     4 「新しい自分」
     5 「出会い」と「変容」
     6 病いの社会的意味
    第3部 身の回りの社会を知る
    第8章 ボランティアとアドボカシー
     1 市民社会とボランティア
     2 ボランティアの特徴
     3 ボランティアの歴史
     4 NPOやNGO
     5 ボランティアとグローバル・エンゲージメント
    第9章 ソーシャル・キャピタル
     1 ソーシャル・キャピタルとは何か
     2 ソーシャル・キャピタルと患者会
     3 生の証としての患者の闘い
     4 障がい者運動
     5 つながりによるエンパワーメント
    第10章 社会問題と社会学
     1 個人のトラブルから社会問題へ
     2 社会問題と社会運動
     3 健康に関する社会運動
     4 日本の健康に関する社会運動の変遷
     5 健康に関する社会運動と社会変革の可能性
    第4部 共に生きることを知る
    第11章 働くこと
     1 働き方の多様化と日本型雇用の変容
     2 女性の働き方
     3 病いや障がいと共に生きる人の場合
     4 ニートとは
     5 経済格差
     6 ライフシフト
    第12章 健康と社会
     1 健康の社会的決定要因
     2 健康格差
     3 健康を守る社会のあり方
     4 健康をむしばむ孤独・孤立
     5 医療ガバナンスの可能性
    終章 共に、より良く生きるために
    補遺 質的データ分析の方法
     1 はじめに
     2 質的調査データについて
     3 言葉や態度を読み解く
     4 質的データの分析とは
     5 質的データ分析のまとめ
     あとがき
     索引

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