学習環境デザイン

学習環境デザイン

出版社: 明石書店
著者: OECD教育研究革新センター、冨田 福代、篠原 康正、篠原 真子
  • 学習者を中心とする学習環境とはどのようなものか。革新的な教授法に焦点を当てたOECDプロジェクトの成果をもとに、新たな学習枠組みや効果的な教授実践、国際的レベルにまで広がる学校ネットワーク実践例から得られる新たなアプローチを提起する。
  •  序文
     要旨
    第Ⅰ部 革新的教授法の重要性
    第1章 教授法を革新することの重要性――概観と要点
     第1節 今なぜ教授法が問題なのか
     第2節 教授法と教師の専門職性
     第3節 効果的な教授法のカギとなる要素――5つのCで構成される「C枠組み」
     第4節 教授法のアプローチを定義する
     第5節 革新的教授法を促進するネットワークの役割
     第6節 政策議論を組み立て直すための重要なメッセージ
     第7節 まとめ
    第2章 教授と学習との複雑な相互作用――革新的教授法の理解
     第1節 革新的教授法についての研究背景と文献資料
     第2節 教授法の相互作用と連続性の概念的理解
     第3節 「C枠組み」による革新的教授法の概念的理解
     第4節 本書の方法論
     付録2.A ネットワークへの質問票
    第3章 C枠組みの構築にあたって――洞察と振り返り
     第1節 教授法の目的――アメリア・ピーターソン(ハーバード大学)
     第2節 適合型教授:生徒の個人差と生産的学習――ハナ・デュモン(ドイツ国際教育研究所)
     第3節 革新的教授法と従来の教授法との組み合わせ――アメリア・ピーターソン(ハーバード大学)
     第4節 教授法と教育内容:数学・非母語・社会情動的学習――マーク・ラファンテ(教育コンサルタント)
     第5節 教授法を「新たな学習者」の環境やテクノロジーに適合させる――マーク・ラファンテ(教育コンサルタント)
     第6節 変化とテクノロジーが強化された革新的教授法――ナンシー・ロウ(香港大学)
    第Ⅱ部 革新的教授法の編集
    第4章 6つの革新的教授法
     第1節 革新的教授法の特定と選択
     第2節 一連の革新的教授法
     第3節 「C枠組み」を通してみる革新的教授法
     第4節 革新的教授法を組み合わせるための手がかり
     第5節 6つの革新的教授法の概要
    第5章 ブレンド型学習
     第1節 ブレンド型学習の定義
     第2節 教授法の組み合わせ
     第3節 教授法の専門的応用
     第4節 教授と学習が置かれている状況
     第5節 教授と学習に備わっている内容
     第6節 期待される変化
     第7節 まとめ
    第6章 ゲーミフィケーション
     第1節 ゲーミフィケーションの定義
     第2節 教授法の組み合わせ
     第3節 教授法の専門的応用
     第4節 教授と学習が置かれている状況
     第5節 教授と学習に備わっている内容
     第6節 期待される変化
     第7節 まとめ
    第7章 コンピュータ活用思考
     第1節 コンピュータ活用思考の定義
     第2節 教授法の組み合わせ
     第3節 教授法の専門的応用
     第4節 教授と学習が置かれている状況
     第5節 教授と学習に備わっている内容
     第6節 期待される変化
     第7節 まとめ
    第8章 体験学習
     第1節 体験学習の定義
     第2節 教授法の組み合わせ
     第3節 教授法の専門的応用
     第4節 教授と学習が置かれている状況
     第5節 教授と学習に備わっている内容
     第6節 期待される変化
     第7節 まとめ
    第9章 つくり・あらわす学習
     第1節 つくり・あらわす学習の定義
     第2節 教授法の組み合わせ
     第3節 教授法の専門的応用
     第4節 教授と学習に備わっている内容
     第5節 教授と学習が置かれている状況
     第6節 期待される変化
     第7節 まとめ
    第10章 マルチリテラシーと討論型教授
     第1節 マルチリテラシーと討論型教授の定義
     第2節 教授法の組み合わせ
     第3節 教授法の専門的応用
     第4節 教授と学習に備わっている内容
     第5節 教授と学習が置かれている状況
     第6節 期待される変化
     第7節 まとめ
    第Ⅲ部 革新的学校のネットワーク
    第11章 強力な学習ネットワークのための革新的教授法
     第1節 はじめに
     第2節 教授法アプローチネットワーク
     第3節 革新推進ネットワーク
     第4節 専門職教育ネットワーク
     第5節 ネットワークのさまざまな成長の経験
     第6節 まとめ
    第12章 革新的な教授法と教授・学習へのアプローチ
     第1節 はじめに
     第2節 教授法アプローチネットワークの主要な要素
     第3節 OECDの学習原理に対する支持
     第4節 指導や教授法における評価の役割
     第5節 学習者の声と学びを自らのものにする力
     第6節 ネットワークのカリキュラム及び学習者の焦点
     第7節 テクノロジーを中心に置くことについて
     第8節 カギとなる実践――何が実践されるべきか
     第9節 まとめ
    第13章 教職の専門的要求と教職専門研修におけるネットワークの役割
     第1節 はじめに
     第2節 教授法のアプローチはどのように教師に要求するか
     第3節 ネットワークのアプローチの組織的要求
     第4節 ネットワークと専門職教育
     第5節 ネットワークの評価とそのメンバー校
     第6節 まとめ
     謝辞
     監訳者・訳者解説

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