アメリカ 対外政策の変容と国際秩序
出版社: 有斐閣
- 自由と民主主義の盟主として君臨し,国際秩序を形成してきたアメリカも,今日その在り方が問い直されるようになっている。本特集号は,アメリカの対外政策はどのように変化し,以後の国際秩序の在り方にどのような影響を与えるのかについて考察する。
- 「序章 アメリカの対外政策の変容と国際秩序」(西山隆行)
「アメリカ外交の長期的展開・変容と国際秩序」(佐々木卓也)
「リベラルな国際主義」の変容と新冷戦2.0」(西田竜也)
「内側から侵食される「リベラルな国際秩序」」(三牧聖子)
「境界線に投影される国際秩序の二面性」(大津留(北川)智恵子)
「トランプ・バイデン政権の対中半導体紛争──相互依存の武器化と粘着性」(大矢根聡)
「二つの「一つの世界」──ローズヴェルトの「平和連盟」とウィルソンの国際連盟」(三島武之介)
「なぜ米国はイラクに侵攻したのか?──開戦事由をめぐる論争とその再評価」(溝渕正季)
独立論文1本/書評論文3本/書評3本