
社会をひもとく
出版社: 有斐閣
- 調査に基づく社会学的探究とはいかなるものか。生活史研究,コミュニティ論,都市空間論を柱として,社会学的分析を深めていく。
- 調査に基づく探究とは。生活史研究としてホームレス,貧困女性,公害被害者を,コミュニティ論として再開発,災害復興,町内会・自治会,スマートシティを,都市空間論として,アジアの貧困女性,都市での埋葬,野宿者対策などを主題化,社会学的分析を深める。
- まえがき 北川由紀彦
第Ⅰ部 生活史から考える社会的世界
第1章 〈まなざし〉を介した構造分析 林浩一郎/第2章 東京におけるホームレス経験者の生活実践とモビリティ 山口恵子/第3章 「女性と貧困ネットワーク」の30代の女性たちにみる「女性の貧困問題」 仁井田典子/第4章 1955年に水俣に生まれたある女性の生活史 原田利恵
第Ⅱ部 人々の活動とコミュニティ
第5章 「活性化される困難地域」というイメージの形成と再生産 山本薫子/第6章 「移動」から防災・災害復興を捉え直す 高木竜輔/第7章 町内会を中心とするコミュニティ・ガバナンスの転回 小山弘美/第8章 住民ニーズからみるスマートシティにおける課題 菅沼若菜/第9章 浜松市政教分離訴訟にみる自治会と神社の政教分離問題 鈴木颯太
第Ⅲ部 都市空間をめぐるポリティクス
第10章 インフォーマル・セクターと女性による空間の生産 佐藤裕/第11章 高密度化する死者の都市空間 辻井敦大/第12章 日本都市におけるジェントリフィケーション批判に向けて 金澤良太/第13章 東京における野宿者排除にみる懲罰と福祉の両輪 北川由紀彦
あとがき 玉野和志