刑の重さは何で決まるのか

刑の重さは何で決まるのか

出版社: 筑摩書房
著者: 高橋 則夫
  • 犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。制裁としての刑罰はどうあるべきか。責任とは何か。早稲田大学名誉教授が教える刑法学入門。
  • 犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。ひいては、人間とは何か、責任とは何か?――刑罰とは究極の「問い」である。早稲田大学名誉教授が教える刑法学入門。
  • 犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。ひいては、人間とは何か、責任とは何か?――刑罰とは究極の「問い」である。早稲田大学名誉教授が教える刑法学入門。
    人間とは何か、責任とは何か――
    刑罰とは究極の「問い」である
    早稲田大学名誉教授が教える刑法学入門
    「主文 被告人を懲役10年に処する」――
    その根拠を考えてみたことはあるだろうか?
    犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。
    制裁としての刑罰はどうあるべきか。
    「刑法学」の考え方を丁寧に解説する。
    ・日常的な感性と刑法学のあいだにはギャップがある
    ・ルールにはさまざまなレベルと目的がある
    ・刑罰は「コミュニケーション」のためにある
    ・被告人側の事情、社会側の事情、被害者側の事情
    ・「犯罪」「刑罰」「責任」の新しい考え方 etc.
  • 第1章 刑法学の世界
    1 なぜルールが存在するのか
    2 刑罰は何を目的としているのか
    3 量刑に至る「長く曲がりくねった道」
    第2章 犯罪論の世界
    1 犯罪とはどのような行為なのか
    2 犯罪の成立はどのように判断するのか
    3 犯罪の要件を吟味する
    4 「わざと」と「うっかり」
    5 犯罪が未完成のとき
    6 犯罪に複数の者が関与するとき
    7 犯罪が犯罪ではなくなるとき
    8 犯罪の数の数え方
    第3章 処遇論の世界
    1 刑法が前提にしている人間
    2 犯罪者の処遇を考える
    第4章 量刑論の世界
    1 刑をどの程度に科すのかという問題
    2 量刑は具体的にどのように判断するのか
    第5章 刑法学の新しい世界
    1 「犯罪と刑罰」の新しい考え方
    2 「責任」の新しい考え方
    3 刑法学も変わっていく

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