
社会学の技法
出版社: 筑摩書房
- 社会学がめざすべきものとは何か。そのために社会学者は何をすべきなのか。ラベリング理論の提唱者がその方法論のすべてを開陳した不朽の名著。
- 社会学を学ぶ者は、どんな問題関心をもって、何をどのように論じるべきか。社会学ならではのものの見方や考え方とはいかなるものか。本書は、シカゴ学派の中心的人物の一人であり、ラベリング理論で本邦でも広く知られるアメリカの社会学者ハワード・S・ベッカーが、長年の研究蓄積や指導実践に基づき、みずからの方法論を開陳した一冊である。分厚い経験的調査をもとに概念や理論を練り上げることでより緻密な記述をめざすアプローチは、まさに社会学的研究の王道ともいうべきものであり、いまなお多くの示唆を含んでいる。社会学のあるべき姿を指し示す不朽の名著。
- 序文
第1章 技法
第2章 イメージ
1 実質的イメージ
2 科学的イメージ
第3章 サンプリング
1 何を含むべきか
2 カテゴリーを超えて――合致しないものを見出す
第4章 概念
1 概念は定義される
2 概念を定義する――いくつかの技法
3 概念は一般化である
4 概念は関係的である
5 ヴィトゲンシュタインの技法
6 概念の内包を拡大する
第5章 論理
1 大前提を発見する
2 真理表、組み合わせ、類型
むすび
旧版訳者あとがき/文庫版訳者あとがき/引用文献/索引
