生のなかの螺旋

生のなかの螺旋

出版社: 筑摩書房
著者: ロバート・ノージック、井上 章子
  • 吟味された人生を生きることは自らの肖像画をつくること。幸福、死、性、知恵など、多様な問題をめぐって行われた一級の哲学的省察。解説 吉良貴之
  • 吟味された人生を生きることは自らの肖像画をつくること。幸福、死、性、知恵など、多様な問題をめぐって行われた一級の哲学的省察。
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    「吟味された人生を生きることは自画像をつくることである」(「序」)。幸福、死、性、親子、政治、知恵……。豊かな想像力と幅広い関心、卓越した弁証法的能力を携えて、ノージックは、人生をめぐる諸問題のなかへ思考の錘を下ろす。人間にとって生きるに値する人生とはどのようなものか。この問いに対し、まさしくソクラテス的探究が展開される。その実践性は、われわれが自分自身やこの世界について内省し、新たな問題の発見を促すほどに力強い。真実を深めることの悦びを伝える一級の省察。
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    人生の吟味を!
    幸福、死、性、親子、政治、知恵……。
    われわれの存在全体へ向けられた一級の哲学的省察。
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  • 謝辞
    1 序
    2 死にゆくこと
    3 親と子
    4 創造すること
    5 神の本性・信仰の本性
    6 日常生活の聖性
    7 性(セクシュアリテイ)
    8 愛の絆
    9 情動
    10 幸福
    11 焦点
    12 もっと真実(リアル)になること
    13 自己をなくすこと
    14 構え
    15 価値と意味
    16 重要さと重さ
    17 真実性の行列表
    18 闇と光
    19 神学からの説明
    20 ホロコースト
    21 照明〔さとり〕
    22 それぞれにその分を与えること
    23 知恵とは何か 哲学者は何故それほど知恵を愛するのか
    24 理想と現実
    25 ジグザグの政治
    26 哲学の生命
    27 若い哲学者の肖像
    訳者あとがき
    文庫版訳者あとがき
    解説(吉良貴之)
    人名索引

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