
戦争と漫画 焦土の記憶
出版社: 筑摩書房
- 敗戦直後の混乱、心の傷、遺族の哀しみ、平和への思い、記憶の継承…戦争とその後を描く精選漫画アンソロジー。シリーズ「戦争と漫画」最終巻。
- 敗戦後の混乱、遺族の哀しみ、後世への継承……巨匠から新進気鋭まで、漫画家はどのように「戦争と戦後」を描いたのか? 戦争が遺した傷と記憶がテーマの精選アンソロジー。
【収録作家】滝田ゆう(原作:野坂昭如)/手塚治虫/つげ忠男/つげ義春/水木しげる/赤塚不二夫/あすなひろし/村野守美/うらたじゅん/さそうあきら/谷口ジロー/魚乃目三太/樹村みのり
巻末エッセイ 藤原辰史
カバーイラスト 滝田ゆう「火垂るの墓」より/カバーデザイン 重実生哉 - Ⅰ
野坂昭如・原作 滝田ゆう・画 「火垂るの墓」
手塚治虫 「すきっ腹のブルース」
つげ忠男「懐かしのメロディ」
つげ義春「窓の手」
Ⅱ
水木しげる「国際ギャング団」
赤塚不二夫「点平とねえちゃん」
あすなひろし「林檎も匂わない」
村野守美 『垣根の魔女』(第10話「御身大事に・・・・」
うらたじゅん「発禁・櫻御前」
Ⅲ
さそうあきら「菜々子戦記」
谷口ジロー「百年の系譜」
魚乃目三太 『戦争めし』(第3巻其の弐「たんぽぽの珈琲」)
樹村みのり「星に住む人びと」
編者解題 山田英生
巻末エッセイ 戦争は、戦争のなかだけにおさまらない 藤原辰史