犬のうんちとわかりあう

犬のうんちとわかりあう

出版社: ミシマ社
著者: 三好 愛
  • 「うんちは、寡黙で実直に、世界を伝えてくれています。」
    絵と言葉が、それぞれ別の道をたどりながら、濃淡ある日々の中で交差する。
    稀代のイラストレーターによる、「人とものとの距離」をめぐる待望のエッセイ集。
    子どもと、他人と、ものと、自分自身と…
    日常の見慣れた関係が、ちょっと動き出す。
  • うんちは世界を吸いこんで
    ●日常ざわつく
    ぷよぷよの扱い
    おかえりアイロン
    でてきたよ
    ハラミ出かける
    おすしのおしり
    ふところにおじさんを
    あてのないおなら
    おじさんのだし
    ありがとうどん
    近所のペイペイ店長
    そのとき道に落ちてたものは
    ちょっとだけ食い込む
    ●内側内側そのまま外側
    近寄りたいのに
    楽しみぞろぞろ
    私の私を
    うんちとの距離
    こうして「母」を身につける
    つぎのおそとにさようなら
    祖母がころころ
    贈るの苦手
    コメダでムフン
    鼻の交換
    三時に生まれたあかちゃんのキリン
    麦茶の輪廻
    うんちを落とす私たち
    ●大丈夫だよのさきに
    転んだもっちりおばあさん
    上司の獰猛なうんち
    なめらかなテレサ
    さようならをやりつくす
    うんちを世界に馴染ませる
    大丈夫は貪欲に

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