発光せえ身体

発光せえ身体

出版社: rn press
著者: 松橋裕一郎、少年アヤ
  • わたしは思いきり声を出したいのをぐっとこらえて、自転車のペダルを漕いだ。
    これから長い夏がくる。すべてのいのちがはやりだす。なんて気持ちのいい事実だろう。
    どうぞまばゆくかがやいて、わたしの身体、わたしのこころ、わたしのいのち。そして
    生きとし生けるみんなよ、いいやつも、わるいやつも、虫たちも、なまも、犬も、かがやけ。
    宇宙に、とどけ。(本編より)
    性的マイノリティとして生きる著者と、不審者の襲来。郊外への引っ越し。再構築するパートナーとの暮らし。コロナ、からの鬱。そして迫り来る生と死。自死とはなにか? 宇宙とはなにか? それでも生き延びようとする著者の記録。

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