
100年後に読む琵琶湖日記
出版社: 能美舎
- 漁師、料理人、写真家、研究者、釣り人、小中高生など100人近くの琵琶湖のほとりで暮らす人々が、1年にわたって綴った交換日記。
- 365日、どんなときもそこにある琵琶湖。琵琶湖が傍らにある生活の幸せを、漁師、料理人、写真家、研究者、釣り人、小中高生など、100人近くの琵琶湖のほとりで暮らす人々が、1年にわたって綴った交換日記。
- 近年、琵琶湖では異変が続いている。コアユやビワマスの記録的な不漁。漁師の数は最盛期の3000人から300人へと激減し、古くからの漁法は消えつつある。郷土食である湖魚の佃煮をおいしく食べたり、子どもたちが湖水浴を楽しんだりする日常の景色が、当たり前ではなくなるのかもしれない——そんな危機感を持った人たちが集まり、「琵琶湖が傍らにある生活の幸せを記録しよう」と始まったのがこの日記だ。漁師、料理人、写真家、研究者、釣り人、小中高生など100人近くが、同じnoteアカウントを使い、2025年4月から2026年3月まで、それぞれの立場で、それぞれの日常を、交換日記のように書き継いだ。夜明け前に船を出した漁師が書き、湖底のゴミを拾い続ける潜水士が書き、水槽の魚を毎日観察した中高生が書いた。コアユが獲れない朝の漁師の絶望も、初めて固有種を見つけた少年の喜びも、行政の報告書や学術論文には書かれない、当事者の暮らしがここに綴られている。「100年後に琵琶湖周辺に生きている人たちも、きょうの日のように心豊かに過ごしていますように」と願う市井の人々の日々の記録。
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