
酒仙境
出版社: せせらぎ出版
- 本書は肥前の杜氏による日本酒愛の書である。
第一部は日本酒礼賛文。
著者が酒蔵の自社販売サイトにて展開していた『「雨後の青山」ファンクラブ』。そこで募集して寄せられた多数の「日本酒礼賛文」。日本酒は人と人の間の美しい架け橋になっていることがしみじみ伝わる文章です。ぜひ追体験してください。
第二部は、日本酒への深い想いを。
冬場の農閑期に酒造りに出稼ぎする習わしがあり、中学校を卒業すると家督を継ぐため酒蔵で働くことになった著者。そこから、宮城、静岡、兵庫、広島、福岡…全国の名酒蔵で修業し、酒造りを51年、杜氏を33年。現在は有田町の松尾酒造場で杜氏として勤務し、今も日本酒の新たな可能性を追求している。日本酒造り、歴史、健康効果など、日本酒に真摯に向き合い続ける著者の想いをつめこみました。
美しい桜の写真とともにお楽しみください。 - もくじ
カラー写真・桜
はじめに
発刊に寄せて/得がたいご縁に感謝、感謝 富吉 賢太郎
発刊に寄せて/酒は世相の墨である 王 少甫
カラー写真・桜
第一部 酒仙境 五十通の寄稿文
カラー写真・桜
第二部 日本酒に想いを馳せて 井上 満
第一章 万法に証せらる道
第二章 肥前杜氏の四季
第三章 私の酒造り詩
第四章 日本酒の歴史、現状、これから
第五章 日本酒・適量の健康効果
第六章 日本酒・おどろきの美容効果
第七章 世界に冠たる日本の酒
あとがき 参考文献