昭和文学研究 第89集
出版社: 笠間書院
- 昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。年2回刊行。論文・研究動向・研究展望・書評・新刊紹介を収録。
- 昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。年2回刊行。論文・研究動向・研究展望・書評・新刊紹介を収録。
- 昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。年2回刊行。論文・研究動向・研究展望・書評・新刊紹介を収録。
特集 〈戦時下〉への想像力
〈抵抗〉を移植する─一九五〇年代初頭の文壇と抵抗言説
・・・・・ 逆井 聡人 ( 6 )
宮本百合子『播州平野』・『風知草』論─「絶対の支持」下の抵抗
・・・・・・ 堀内 みき (22)
「ケスク・スラ・シニヒ?」(それは何を意味するや)
─坂口安吾「肝臓先生」論
・・・・・・ 德本 善彦 (37)
梶山季之の植民地朝鮮小説
─「族譜」「李朝残影」にみる〈自己処罰〉と植民地責任
・・・・・・ 光石亜由美 (53)
戦争の植民地-帝国的近代とホモソーシャル・ナラティヴの隘路
─大城立裕『カクテル・パーティー』を読む
・・・・・・ 松田 潤 (69)
後藤みな子の原爆表現 ─訪問譚という方法
・・・・・・ 楠田 剛士 (86)
反復強迫としての戦後
─ 奥泉光「石の来歴」における戦争トラウマとその世代間伝達
・・・・・・ 堀井 一摩 (97)
自由論文
春日鹿二『新坊ちやん物語』論
─行刑制度の中でパロディされる『坊っちやん』
・・・・・ 奥村 尚大 (113)
変容する〈私小説〉
─上林暁『病妻物語』と映画『あやに愛しき』に見る文学者表象
・・・・・・ 伊豆原潤星 (128)
安部公房『密会』論─境界線の再審
・・・・・・ 山西 将矢 (142)
不可逆の「在日」─「在日」女性雑誌「鳳仙花」掲載エッセイから
・・・・・・ 金岡 直子 (157)
研究動向
花田清輝 ………………… 加藤 大生 (172) 吉行淳之介 ………… 泉 渓春 (176)
谷川俊太郎 ……………… 吉田 恵理 (180) 李良枝 ……………… 康 潤伊 (184)
ケアと文学 ……………… 田村美由紀 (188)
研究展望
展覧会『北九州、文化運動の軌跡
─一九四五─六〇年代の八幡製鐵所の周辺』 ・・・・・・・ 稲田 大貴 (192)
「萩原朔太郎」をめぐる文化活動 ・・・・・ 安 智史 (196) - 特集 〈戦時下〉への想像力
〈抵抗〉を移植する─一九五〇年代初頭の文壇と抵抗言説
・・・・・ 逆井 聡人 ( 6 )
宮本百合子『播州平野』・『風知草』論─「絶対の支持」下の抵抗
・・・・・・ 堀内 みき (22)
「ケスク・スラ・シニヒ?」(それは何を意味するや)
─坂口安吾「肝臓先生」論
・・・・・・ 德本 善彦 (37)
梶山季之の植民地朝鮮小説
─「族譜」「李朝残影」にみる〈自己処罰〉と植民地責任
・・・・・・ 光石亜由美 (53)
戦争の植民地-帝国的近代とホモソーシャル・ナラティヴの隘路
─大城立裕『カクテル・パーティー』を読む
・・・・・・ 松田 潤 (69)
後藤みな子の原爆表現 ─訪問譚という方法
・・・・・・ 楠田 剛士 (86)
反復強迫としての戦後
─ 奥泉光「石の来歴」における戦争トラウマとその世代間伝達
・・・・・・ 堀井 一摩 (97)
自由論文
春日鹿二『新坊ちやん物語』論
─行刑制度の中でパロディされる『坊っちやん』
・・・・・ 奥村 尚大 (113)
変容する〈私小説〉
─上林暁『病妻物語』と映画『あやに愛しき』に見る文学者表象
・・・・・・ 伊豆原潤星 (128)
安部公房『密会』論─境界線の再審
・・・・・・ 山西 将矢 (142)
不可逆の「在日」─「在日」女性雑誌「鳳仙花」掲載エッセイから
・・・・・・ 金岡 直子 (157)
研究動向
花田清輝 ………………… 加藤 大生 (172) 吉行淳之介 ………… 泉 渓春 (176)
谷川俊太郎 ……………… 吉田 恵理 (180) 李良枝 ……………… 康 潤伊 (184)
ケアと文学 ……………… 田村美由紀 (188)
研究展望
展覧会『北九州、文化運動の軌跡
─一九四五─六〇年代の八幡製鐵所の周辺』 ・・・・・・・ 稲田 大貴 (192)
「萩原朔太郎」をめぐる文化活動 ・・・・・ 安 智史 (196)