
言葉をたいせつにする
出版社: 福岡県人権研究所
- 差別語の汚名を着せられた「からだことば」をはじめとする言葉刈りじみた傾向を憂い、改めて差別表現について一石を投じる一冊。
- 本来の意味を捻じ曲げられ差別語の汚名を着せられた「からだことば」をはじめとする言葉刈りじみた傾向を憂い、改めて差別表現について一石を投じる一冊。
- 言葉は文化である。その社会の文化である。一方、人権や差別という概念は私たちの社会においては比較的新しい概念であって、言語や文化はそうした概念の成立よりはるかに長い時間を内包している。そうしたズレの過程で言葉や文化が粗雑に扱われているのではないか。本来の意味を捻じ曲げられ差別語の汚名を着せられた「からだことば」をはじめとする言葉刈りじみた傾向を憂い、改めて差別表現について一石を投じる一冊。
- 一 言葉と伝統
二 差別について
三 「バカチョン」について
四 「手短」について
五 石原・小森論争
六 目の不自由な人の押す判
七 不愉快なドラマ
八 片手落ち
九 侮蔑の含意
十 時代は超えられない
十一 からだことば
十二 「妻」とか「夫」とか
十三 「しょうがいしゃ」と「ごしゅじん」
十四 語源と差別
十五 君の瞳に乾杯!
