
セルフセラピー読本
出版社: 木立の文庫
- 自らの感じ方に向き合って、悩みと対話する《セルフセラピー》を提唱。抱えている問題の“別の側面”に気づいて踏み出す、次の一歩。
- 自分の“感じ方”に向き合って、悩みの「声」と対話する《セルフセラピー》を提唱する。ここで紹介される《フォーカシング》によって、抱えている問題の“別の側面”に気づくことで、次の一歩が踏み出せるようになる。
- 私たちは誰しも「困りごと」を抱えています。人間関係のもつれ、仕事のつまずき、家庭の不和、そして健康上の不安……そんな現実じたいは簡単には変わらないので、悩みの“抱え方”がポイントとなります。そこに関わる専門職もいますが、本書では自分の“感じ方”に向き合って、悩みの「声」と対話する《セルフセラピー》を提唱します。――そこで紹介されるフォーカシングは、心安らかに自分と向き合うことを助けてくれる手法です。私たちが抱えている問題の“別の側面”に気づくことで、次の一歩が見つかるのです。
- [抜粋]
1章◆セラピーとセルフセラピー
セラピー以外の方法/セラピーの有効性/クライエント中心療法/フォーカシング指向療法
2章◆フォーカシングの基本
エマひとりで/オットーと怪物上司/メリンダと小屋/アンソニーと不機嫌
3章◆フォーカシングのプロセス
クリアリング・ア・スペース/ことがら全体に注意を向ける/フェルトシフト
4章◆追加説明と困難
イメージと身体感覚と反応/考えと感情と気持ち
5章◆トラウマ
自律神経系の過覚醒の緩和/いまここにいることの重要性
6章◆気分と薬物療法
7章◆行動ステップ
小さな行動ステップ/生活環境を変える/セラピーを超えて
8章◆フォーカシングはどうはたらくのか
難しさが生じるわけ/感じ・思案する・待つ・内観/実験・遊び・明確化
