戦後史を生きる 労働問題研究私史
出版社: 同時代社
- 「労働問題」を追及してきた心 今なお、働くとは何か、生きるとは何か、を問いつづける。
- 「労働問題」を追及してきた心、今なお、働くとは何か、生きるとは何か、を問いつづける。労働問題研究の中心的研究者・兵藤釗が、戦後生まれの研究者二人に、自らの思考の軌跡と時代精神を語る。
- 「労働問題」を追及してきた心
今なお、働くとは何か、生きるとは何か、を問いつづける。
「兵藤さんは労働問題研究の最盛期を作り上げた中心的研究者です。兵藤さんの研究の歩みを理解することは、とりもなおさず労働問題研究とは何であるのか、何であったのか、を理解することにつながります」野村正實
「兵藤先生が私たちのどのような質問に対しても極めて率直に答えてくださったことです。研究についてはもちろんですが、思想形成や生き方そのものについても然りでした。その中には、東大闘争の際の行動や東大定年後に転任された埼玉大学で発生した学長選挙やり直し事件への対応等、先生が関与された事件の話も含まれています」上井喜彦
戦後生まれの研究者二人に、自らの思考の軌跡と時代精神を語る。 - Ⅰ 小学校から旧制中学へ
Ⅱ 東大 駒場から本郷へ
Ⅲ 大河内「出稼型論」との格闘
Ⅳ 大学紛争のなかで
Ⅴ 戦後研究へ
Ⅵ 八〇年代を迎えて
Ⅶ 時代の区切りに際会して