異邦人の時 再考 増補改訂版(第4版)

異邦人の時 再考 増補改訂版(第4版)

出版社: せせらぎ出版
著者: C.O.ヨンソン、クリスチャンブック研究会
  • 聖書の読み方、理解の仕方は一通りではない。物の姿かたちを正確に知るには「群盲評象」の諺どおり、一部分だけではなく全体を見る必要がある。この事は聖書研究においても同様で、ある宗派の解釈を聞き、一通り学んだだけでそれが真実であると結論する間違いをしない最善の方法は、異なる考えに耳を貸すことである。本書はエホバの証人が熱意と信仰を抱いて世界的に広めている教えの信憑性と、その主張の根拠を検証すると共にエホバの証人の教えに対する異論また証拠に基づく反論を提起している。この訳をお読み下さる方は、双方の言い分を間き、証拠を調べた上で心証を形成する裁判官と同様な立場にある。客観性がなく、自分だけが正しいと思っている独善、権威を絶対視して無批判に従う権威主義に捕らわれているのは「大海を知らずにいる井の中の蛙」と同じであり、「知らぬが仏」の座に安住しているのは誤謬を犯す危険と隣り合わせではあるまいか。批判的思考力を働かせることによって信仰の根拠を自ら確かめる一助にして頂けるならば望外の幸いである。
    ―訳者あとがき
  • 前書き
    序文
    第1章 解釈の歴史
    第2章 聖書の年表と世俗の年表
    第3章 新バビロニア諸王の治世の長さ
    第4章 新バビロニア時代の絶対年表
    第5章 バビロンのために七十年
    第6章 ダニエル書4章の「七つの時」
    第7章 証拠を覆そうとする企て
    付録

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