いま読み直したい思想家9人

いま読み直したい思想家9人

出版社: 梓出版社
著者: 布施元、久冨峻介、加戸友佳子、大倉茂、小森達郎、藤本ヨシタカ
  • ヘーゲル、マルクス、アーレントなど、いま、読み直したい思想家をわかりやすく解説。
  • 古典の名著はとても面白い!
    その中には、いまを生きる私たちを救うヒントがたくさんある。
    フィヒテ、ヘーゲル、マルクス、カッシーラー、三木清、戸坂潤、アーレント、シューマッハー、レイン、
    いま、読み直したい思想家をわかりやすく解説。
  • 知の共有と、知の体験を
    フィヒテ――自我と実践の哲学
    生涯と著作
    フィヒテとフランス革命のつながり
    初期の知識学の思想
    『自然法の基礎』における法権利論  
    法と道徳の区別――『道徳論の体系』における義務論
    ヘーゲル――精神と自由
    生涯と著作
    初期の宗教論――「愛」と「生命」、「合一哲学」への転換
    「人倫の哲学」の構想
    「精神」の哲学へ  
    『法の哲学』における共同体論
    マルクス――社会の根本を問い続けた熱き革命家
    生涯と著作
    マルクスの理論の特徴
    疎外論
    剰余価値と資本主義の問題
    資本主義はいかに変わるか
    おわりに
    カッシーラー――精神の自由な能動性
    生涯と著作――卓越した記憶力
    科学的認識にかかわる研究
    『シンボル形式の哲学』と『人間』
    質料と形式の二元論をこえて
    精神の自由な能動性
    三木清――生活への愛と構想力
    戸坂から見た三木清
    生涯と著作――歴史哲学者、三木
    『構想力の論理』の成立とその概要
    生活への愛と構想力
    文化生活と生活文化
    生活文化と形式
    哲学者とその時代
    戸坂潤――時代といかに対峙するか
    生涯と著作――戦時下のある知識人
    戸坂と唯物論研究会
    戸坂の日本主義批判
    日本主義と自由主義
    古典をどう読むか
    時代の閉塞性とどう対峙するか
    アーレント――全体主義との思想的格闘
    生涯と著作
    アーレントが問い続けたものとは何か――「政治」の意味をめぐって
    アーレントの全体主義論――「全体的テロル」と「イデオロギー」に着目して
    全体主義的統治の特徴① ――「全体的テロル」による「私的領域」の破壊
    全体主義的統治の特徴② ――「イデオロギー」の内的強制による「思考」の麻痺
    「個人の内奥の領域」としての「私的領域」の存立意義について
    アーレントにドイツからの亡命を決意させたものとは何か――「同調」の問題
    「自己に根ざした根」をもつこと――「思考する個人」の立ち現われ
    「思考する個人」がもつ「力」について
     
    シューマッハー――経済的な基準と価値を超えるもの
    生涯と著作
    人間にとっての仕事
    経済学と超経済学
    現代経済学と仏教経済学
    農業と工業
    存在の次元と一九世紀の観念
    今日もっとも必要とされること
    レイン――西欧近代の批判と克服
    カルヴァン派に生まれ、精神医学の道へ――青年期までと主要著作
    「統合失調症の世紀」と近代自然科学的認識
    実存主義に依拠した人間学的理解
    存在論的不安定と自己の分裂
    自己愛なき自意識、多重の罪悪感
    近代批判の視点
    「家族」への関心
    「欺瞞」
    背後にある家族力学 ――「ダンチグ家」をめぐって
    宗教的規律をめぐる欺瞞
    歴史へのまなざし
    〈近代への批判〉から〈近代による克服〉へ

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