復興から日常へ

復興から日常へ

出版社: 関西学院大学出版会
著者: NPO法人リスクデザイン研究所、リスクデザイン研究センター(関西学院大学特定プロジェクト研究センター)
  • 災害で断絶した日常が戻ったと覚知されるのはいつか。現時点から発災時までの過程を遡及しつつ、その間のダイナミクスを描く。
  • 被災前の生活と切り離された被災後は存在しない。復興から日常への歩みのなかで、あるいは非日常の継続のなかで、なにが起きたのか。日常はいかに架橋されたのか。長くその過程を追う。
  • 目次
    復興から日常へ  田中 正人 
    第1章 第二次災害多発期における復興政策の論点  田中 正人 
    第2章 長崎大水害、発生から36年
      ──眼鏡橋は残った、が……  片寄 俊秀 
    第3章 東日本大震災、発生から8年
      1 復興の概況  小川 知弘 
      2 いま問われていること  田中 正人 
      3 防潮堤と高台移転、暮らしの再建  荒木 裕子 
    第4章 福島第一原発事故災害、発生から7年  李 美沙 
    第5章 原発事故から30余年が過ぎたチェルノブイリを訪ねて   益邑 明伸 
    第6章 紀伊半島大水害、発生から7年   室﨑 千重 
    第7章 広島豪雨災害、発生から4年
      ──持続可能なリスク・コミュニケーション   川﨑 梨江 
    第8章 熊本地震、発生から3年  荒木 裕子 
    第9章 西日本豪雨災害、発生から半年  小川 知弘 
    第10章 南海トラフ地震、発生までX年
      ──南海トラフ巨大地震の被災想定地域におけるリスクと居住のデザイン  石原 凌河 
    おわりに  長谷川 計二 

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