ドイツ国防軍冬季戦必携教本

ドイツ国防軍冬季戦必携教本

出版社: 作品社
著者: ドイツ国防軍陸軍総司令部、大木毅
  • 実戦マニュアル、ドイツ語原文から初訳!
     本教本は、1942年9月1日に発行された厳寒期の戦闘に関するマニュアルである。この発行年よりわかるように、これは、1941年から42年にかけての、ソ連侵攻「バルバロッサ」作戦の挫折から、過酷な厳寒期(その冬は異常気象で、記録的な極寒であった)に、ドイツ国防軍が得た苦い経験をもとにまとめられたものである。
     すなわち、独ソ戦の過酷な環境をかいまみせてくれる貴重な歴史資料であると同時に、雪中に軍隊がいかに行動をするか、ひいては冬季のサバイバルとはいかなるものかを示す「実用書」であり、第一級の史料である。
  • A.冬季事情
    B.冬季戦準備
    C.泥濘期
    D.冬季の戦闘方法
    E.行軍、野営、宿営
    F.長期宿営
    G.冬季の陣地構築
    H.冬季の偽装
    J.防寒・防雪
    K.自動車業務
    L.移動・輸送手段
    M.冬季教育用資料
    付録一 一般的な天気予報の原則
    付録二 冬季における馬匹の駄馬使用
    付録三 氷結層が崩れた場合の行動
    付録四 燃料としての木炭の確保
    付録五 エスキモー式のイグルー
    付録六 雪めがねの組み立て
    付録七 泥濘・融雪期の靴の手入れ
    付録八 緊急時の給養
    付録九 飯盒によるパン焼き
    付録一〇 スキーおよび小型橇での負傷者の搬送・後送
    付録一一 サウナ構築
    付録一一aスキー用具の割り当て

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