日本はなぜ昭和16年に戦争を決意したのか

日本はなぜ昭和16年に戦争を決意したのか

出版社: 芙蓉書房出版
著者: 渡邊 裕鴻
  • 昭和7年出版の仮想戦記『小説 太平洋戦争』(海軍少佐・著)を通し、なぜ日本は昭和16年に戦争を決意したのか、その深層に迫る
  • 本書は、1932(昭和7)年に出版された『小説 太平洋戦争』(海軍少佐・石丸藤太著)を通して、当時の国際情勢、軍部と政府の対立、世論の動き、そして「日本がなぜ戦争を選んだのか」という問いを多角的に読み解く試み…
  • “学校が教えない歴史”が、いま明かされる――。昭和7年、海軍少佐の著者によって書かれた仮想戦記『小説 太平洋戦争』。日米開戦の9年前に描かれたこの小説は、単なるフィクションではなかった! 本書では、著者石丸藤太の軍歴と失脚の真相、仮想戦記が描いた「あり得たかもしれない未来」を手がかりに、なぜ日本は昭和十六年に戦争を決意したのか、その深層に迫る。政治と軍部、外交と情報、世論とプロパガンダ――。過去の「判断」は、現代の「選択」に通じる。次の戦争を避けるために、戦争の論理を知る一冊である。
    【目次】
    ・解説
    スパイ容疑で逮捕・投獄された著者
    アメリカは日英同盟を脅威だと感じていた
    艦隊派と条約派の分裂と対立
    日米戦争につながるきっかけとは
    現実の歴史(史実)における開戦史の流れ
    「小説」だからこそ見えるもの
    当時の人たちは︑何にどう納得していたのか
    急増する人口対策としての中国大陸進出
    「バスに乗り遅れるな」とは何だったのか
    核抑止だけに頼らず︑平和のあり方を考えるために
     ・『小説 太平洋戦争』第一編
    第一章 戦争か平和か
    第二章 世界の憎まれもの
    第三章 陰謀
    第四章 出兵
    第五章 抗議
    第六章 列強の連携
    第七章 国論の分裂
    第八章 第二ワシントン会議
    第九章 日米宣戦
  • ・解説
    スパイ容疑で逮捕・投獄された著者
    アメリカは日英同盟を脅威だと感じていた
    艦隊派と条約派の分裂と対立
    日米戦争につながるきっかけとは
    現実の歴史(史実)における開戦史の流れ
    「小説」だからこそ見えるもの
    当時の人たちは︑何にどう納得していたのか
    急増する人口対策としての中国大陸進出
    「バスに乗り遅れるな」とは何だったのか
    核抑止だけに頼らず︑平和のあり方を考えるために
     ・『小説 太平洋戦争』第一編
    第一章 戦争か平和か
    第二章 世界の憎まれもの
    第三章 陰謀
    第四章 出兵
    第五章 抗議
    第六章 列強の連携
    第七章 国論の分裂
    第八章 第二ワシントン会議
    第九章 日米宣戦

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